RAW 映画 アドリアン

2016年の第69回カンヌ国際映画祭の国際批評家週間で上映され話題を呼んだカニバリズムをテーマにしたサスペンスで女性監督のジュリア・デュクルノーの長編デビュー作。本作は2018年2月2日(金)公開で、全国12館での公開です。東京でもTOHOシネマズ六本木ヒルズだけの上映なので予告編は目にしませんでした。キャチコピーに『監督は主演は共演に他に共演と配役は以下の通りです。ジュスティーヌ: ギャランス・マリリエ16歳のべジタリアン、ジュスティーヌは、両親と姉と同じ獣医科大学に入学する。初めて親元を離れて、見知らぬ新しい環境である大学の寮で暮らし、生活する不安に駆られる彼女。両親に車で寮まで送ってもらうが、寮にいるはずの姉アレックスに電話をかけるもつながらない。途方に暮れつつも、仕方なく一人で寮に向かいルームメイトと対面するが、女性との相部屋を希望したはずなのに、そこにいたのはアドリアンという男性。「俺はゲイだから」と言われてもなんの慰めにもならない。さらに追い討ちをかけるように、『フルメタル・ジャケット』も真っ青の上級生による新入生歓迎のハードコアな儀式としごきが突然始まり、地獄の日々が幕開け。ようやく姉と出会えて安堵するが、狂乱かつ過酷な日々が続く。ある日、そんなしごきの一環として、全身に血を浴びせかけられ、さらにうさぎの生の腎臓を強制的に食べさせられたジュスティーヌは、体に異変を感じるようになる。身体中に発疹ができ、皮がむけ、体調はすこぶる悪い。悪夢にも悩まされるようになる。学業では優等生として本領を発揮するが、原因不明の精神的、肉体的なドラスティックな変化についていけない。ストレスもマックスで、最悪だ。学食で衝動的にハンバーグを万引きしようとしたジュスティーヌの姿を見たアドリアンは、彼女を連れて寮を抜け出し、バスで小旅行に出かけて夕食を共にする。アドリアンにすすめられて、そこで生まれて初めて自発的に肉を、ケバブを口にしたジュスティーヌは、肉の美味しさに衝撃を受け、がつがつとむしゃぶりつく。その後も夜中に無性に腹が減り生肉にかぶりつくなど、さらなる変化に戸惑うジュスティーヌは、次第に自分の内に秘めた恐ろしい本性と秘密に気づくことになる……。(公式サイトhttp://raw-movie.jp/より引用)観終わったあとの印象としては『カルネ』をベースに、最近の映画だと『肉』ですとか『獣は月夜に夢を見る』を併せた感じでしょうか。最近ですとスペイン映画の『映画は冒頭、田舎の並木道を向こうから歩いてくる人を映します。ジュスティーヌは獣医学部に送ってもらう際、両親たちと食事をとります。両親に学校まで送ってもらうと、迎えにきてるはずの姉アレックスがいません。ジュスティーヌのルームメイトはゲイのアドリアン。ジュスティーヌの実家ではゴールデン・レトリバーを飼ってますが、アレックスは寮にもクイックという名前のシェパード犬を連れてきていて飼っていました。翌朝、新入生たちは白衣を着せられ外に集められると警笛を3回鳴らされます。ジュスティーヌは自分の番がくると「ベジタリアンだから食べれない」と言いますが、上級生は一口だからと言ってきます。ジュスティーヌはその晩寝てると酷い痒みに襲われます。廊下ですれ違う上級生には「新人は頭下げろ、新歓コンパはオシャレして来い」といびられたり、老教師からは「お前みたいな神童は嫌いなんだ」と言われて目の敵にされて、学校生活はストレスが溜まります。コンパに着ていく服が無いのでアレックスの部屋に借りに行くジュスティーヌ。そんなジュスティーヌは学食でもベジタリアンを貫いてましたが、全寮生活のストレスからか衝動的にハンバーグを白衣のポケットに突っ込み万引きしてしまいます。新入生にとって初めて外出が認められた日、ジュスティーヌはアドリアンとバスで出かけますが、この時、冒頭と同じような自動車事故現場を目撃します。寮に戻っても食欲が止まらないジュスティーヌはアドリアンに冷蔵庫を漁ってるとこを見つかると、朝食のシリアルを食べると嘘をついて、生のささ身肉に食らいつくと肉食が止まらなくなるのでした。勉強一筋で、はっちゃけた大学生活に馴染めないジュスティーヌはアレックスに相談すると励まされ、その日はアレックスの部屋に泊まることになります。病院には両親も駆け付け、アレックスは治療が終わると義指を装着することになります。病院から両親が帰ると、ジュスティーヌとアレックスは歩いて寮に帰りますが、途中、並木道まで来るとアレックスは木の茂みに隠れます。この件以来、なぜかジュスティーヌはルームメイトのアドリアンのことが気になるようになります。夜寝てると、またしても上級生たちに嫌がらせをされます。部屋に戻ってシャワーを浴びてペンキを落とし終えると、アドリアンが部屋に戻っていて「どうだった?」と聞かれます。アドリアンは恋人と撮ったセックス動画を見ながらオナニーをしようとすると、ジュスティーヌが戻ってきて「やっぱりあれは最悪だった」と言って、アドリアンとセックスするのでした。授業を受けてるとアドリアンが、「ジュスティーヌに携帯を見るように言って」と書かれたアレックスから送られてきたメールを見せてきます。毎夜、繰り広げられるダンスパーティー。翌朝、酷い二日酔いで目覚め授業に出ると、クラスメイトからは怪訝な目で見られます。怒ったジュスティーヌは中庭でアレックスを見つけると、お互い噛みつき合って闘犬のように戦いますが、騒ぎが大きくなると2人で逃げだし、お互いの怪我の手当てをします。翌朝、ジュスティーヌが目覚めると隣でアドリアンが寝ています。アレックスは逮捕されて収監されています。自宅に戻ったジュスティーヌはベジタリアンフードを食べています。 カニバリズムは母ちゃんからの遺伝でそれを抑えるためにベジタリアンを強いてたけど、全寮制の大学に行って、タガが外れて肉食に目覚めたら、カニバリズムも抑えられなくなっちゃったっていう話なんですけど、少女から女になる比喩であったり、自我が芽生えて親離れする比喩であったり、そういう話なんだと思います。失神者が出たシーンは指をかじるシーンだと思うんですけど、コミカルな部分もあって犬が効いてます。しかし拾ったあとはチキチキボーン食べるみたいに、ガシガシ齧るんでしばらくケンタッキーとか世界の山ちゃんとか食べれないと思います。映画は序盤の上級生から叩き起こされるシーンから不快指数MAXで、舞台が獣医学部ということもあって、馬が吊るされるシーンがあったり、動物の死体の解剖シーンがあったり、牛の肛門に腕を突っ込んで糞をかき出す『あと、女性監督ということで血液の感じがリアルで、ちょっと黒い澱のようなものが混じってたりとか、血液が乾いてこびり付いてる感じとかリアルですね。主演のギャランス・マリリエちゃんが、おっとりしてる感じの時はそういえば、本作を観てて思ったのは、日本では国連の人権団体の一部を巻き込んで「強要、強要」騒いでますが、フィクションとはいえフランスでも強要あるじゃん(笑)と思ってしまいました。あの上級生たちのバカ騒ぎっぷりは自分がもし入学したら「無理」って思いましたね。ストーリー的にはちゃんとオチもあって、上映時間も98分でちょうどいいですし、ところどころ挿入されるイメージ映像でアート作品ぽさもありながらお話が分かり辛いこともないですし、女優2人のおっぱいもチラチラ見れて、なかなかの良作だと思いますよ。TOHOシネマズ六本木ヒルズ シネマイレージデイ 1400円40代・男性・東京在住40代・男性・東京在住

『RAW〜少女のめざめ〜』は2016年の映画。『RAW〜少女のめざめ〜』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォトギャラリーや動画クリップなどを紹介しています。 cinema.pia.co.jp. ホラー. 映画. 摩訶不思議で少しエッチでグロテスクで美しい。 そんな映画の感情的感想・考察です。 フォローする. 五所純子による、映画『raw〜少女のめざめ〜』レビュー -暴力によって性を無効化する試み 少女の成長を通して“究極の愛”を描いた、新人女性監督による衝撃のデビュー作。 食人少女の物語【raw】ネタバレ・感情的感想 .

本作は2018年2月2日(金)公開で、全国12館での公開です。 今後順次公開され、最終 … 人が人を喰らうという人類史上最もタブーとされる「カニバリズム」を命題とするカニバル映画。カニバリズムという題材を扱いつつも、スタイリッシュで息を飲むような美しく繊細な映像美と独特のユーモアを巧妙に導入し、奇跡的なバランスで融合することで、マスターピースと呼ぶに相応しいオリジナルな作品に昇華されており、かつてない新時代のカニバル映画の形を提示している。ギャランス・マリリエ【ジュスティーヌ】エラ・ルンプフ【アレックス】ラバ・ナイト・ウフェラ【アドリアン】ローラン・リュカ【ジュスティーヌの父】16歳のべジタリアン、ジュスティーヌは、両親と姉と同じ獣医科大学に入学する。初めて親元を離れて、見知らぬ新しい環境である大学の寮で暮らし、生活する不安に駆られる彼女。両親に車で寮まで送ってもらうが、寮にいるはずの姉アレックスに電話をかけるもつながらない。途方に暮れつつも、仕方なく一人で寮に向かいルームメイトと対面するが、女性との相部屋を希望したはずなのに、そこにいたのはアドリアンという男性。「俺はゲイだから」と言われてもなんの慰めにもならない。さらに追い討ちをかけるように、『フルメタル・ジャケット』も真っ青の上級生による新入生歓迎のハードコアな儀式としごきが突然始まり、地獄の日々が幕開け。ようやく姉と出会えて安堵するが、狂乱かつ過酷な日々が続く。ある日、そんなしごきの一環として、全身に血を浴びせかけられ、さらにうさぎの生の腎臓を強制的に食べさせられたジュスティーヌは、体に異変を感じるようになる。身体中に発疹ができ、皮がむけ、体調はすこぶる悪い。悪夢にも悩まされるようになる。学業では優等生として本領を発揮するが、原因不明の精神的、肉体的なドラスティックな変化についていけない。ストレスもマックスで、最悪だ。学食で衝動的にハンバーグを万引きしようとしたジュスティーヌの姿を見たアドリアンは、彼女を連れて寮を抜け出し、バスで小旅行に出かけて夕食を共にする。アドリアンにすすめられて、そこで生まれて初めて自発的に肉を、ケバブを口にしたジュスティーヌは、肉の美味しさに衝撃を受け、がつがつとむしゃぶりつく。その後も夜中に無性に腹が減り生肉にかぶりつくなど、さらなる変化に戸惑うジュスティーヌは、次第に自分の内に秘めた恐ろしい本性と秘密に気づくことになる……。自分の変化に戸惑うジュスティーヌは姉の部屋を訪ねますが、ムダ毛処理の為に使った、ワックスがはがれず、ハサミではがそうとするアレックス。怖がったジュスティーヌが、ハサミを蹴飛ばしてしまい、そのはずみで姉の指が切断されてしまいます。レックスの左手の中指が根元から切断され、それを見たアレックスはショックで気絶。ジュスティーヌは姉の切断された指を拾って見つめているうちに欲求が抑えられなり、夢中で姉の指を食べているジュスティーヌの横でアレックスが目を覚ましますが、彼女はジュスティーヌに対して何も言いませんでした。変わっていく自分を否定したいと思いながらも、ジュスティーヌはアドリアンのことを食べてみたいと考えるようになっていました。アドリアンを食べたい欲求と戦いながら、ジュスティーヌは自らの手首を血が出る程に深く噛んで必死に堪えます。肉体関係を持った、ジュスティーヌとアドリアン。ジュスティーヌが目を覚ますと、隣にはアドリアンが眠っていました。愛おしそうにアドリアンを見つめるジュスティーヌでしたが何やら異変を感じます。布団をめくると、アドリアンの下半身は大部分が食われていて、彼はすでに亡くなっていました。ジュスティーヌは遂に欲求を抑えきれなくなった自分が彼を食べてしまったのだと思い込み、どうして抵抗しなかったのと泣き叫びます。しかし、ベッドの下には血のついたスキーのストックが。ジュスティーヌがキッチンの方へ歩いていくと、そこにはうつろな状態で口が血だらけのアレックスが床に座り込んでいる姿が。アレックスは殺人容疑で逮捕されます。実家に戻ると、父は真剣な表情でジュスティーヌにある話をします。「お前たち姉妹のせいではない」と言い、父はおもむろにシャツを脱ぎ始めます。その身体のあちこちには噛み付かれたような痕がありました。「お前には解決法を見つけてほしい」と父はジュスティーヌに言います。ジュスティーヌは全てを理解しましたが、その血に流れる運命をまだ受け止めきれず、呆然と父を見つめていた。  Amazonプライムで見れます。ガチガチのカニバル映画でもありませんでした。映像は美しく、芸術的な感じの映画でした。 DNA恐るべし…ラストの父親の身体が凄かったですね~。コメントありがとうございます。DNAが受け継がれて、ここまでなの?って気がしましたが

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