革靴 四 万
最近「世界でもっとも素晴らしい都市」にも選ばれたホイアン。世界遺産の街としても有名ですが、オーダーメイドのお店が多いとご存知ですか?そういえば、最近服がしみったれてると思ってたんだよね…。よし!揃えよう!オーダーメイドで!スーツも革靴も革バッグも一切合切!ぜんぶでおいくら~!? 男性にとって  とくに20代の男性は  今回は筆者がしらべて実際に購入した革靴をご紹介します。ちなみに本当にコスパ重視なら1万円以下でも見た目のいい革靴は存在しますが、機能性を考えて今回は割愛します。    カッコいい革靴を履いている男性を見ると、自然と目で追ってしまうもの。革靴は足元からその人の品格自体を底上げしてくれる。大げさな話と一見思いますが、実際に高級な革靴にはそれだけのパワーがあります。高品質の素材や職人技が輝く高級な革靴を嗜むのも

もちろん品質も高級シューズに劣っていません。 名実ともに「足元を見られる」この時代、優れた革靴は紳士に不可欠な存在。良いモノほど高いのが世の常ですが、たった3万円台でも、高級靴に勝るとも劣らない革靴があります。さらにはウンチクまで語れてしまうという、名作モデルを紹介します。 こんにちは。ヒロシです。長く履ける革靴が欲しいと思うようになる方もいますよね。靴の値段は上を見れば10万円オーバーも珍しくありませんが、相当の靴好きの方以外はなかなか手が届きません。しかしご安心を。3万円くらい出せば長く履ける本格的なつくりをした、良質な革靴を購入することができますよ。逆に言うと、3万円は出さないと長く履ける靴を購入することは難しいです。そこで今回は、3万円台で購入できるおすすめの革靴のブランドをご紹介していきます。僕が実際に愛用しているものや目で見て「これは良いな」と感じたものから厳選しましたので、といった方はぜひ参考にしてみてください。なぜ3万円以上の革靴を買うべきかというと、長く愛用できる「グッドイヤーウェルト製法」の革靴が3万円くらいから買えるから。グッドイヤー製法には大きく以下のような特徴があります。また3万円くらいから革靴は良質なカーフレザー(生後6ヶ月未満の仔牛の革)を使ったものが増えるので、見た目の雰囲気も違ってきます。つまり3万円の革靴は、長く履ける耐久性・履きやすさ・見た目のカッコよさという要素のバランスが優れているのです。なお、以下の記事にて3万円の革靴を買うメリットについてさらに詳しく書いているので、あわせてお読みください。つまり、3万円という値段ながらも、履けば履くほど自分の足に馴染み、唯一無二の存在になってくれる靴ということ。上でも軽く触れましたが、長く愛用できるということを考えると、3万円の革靴は非常にコスパが良いんです。ちなみに、ON-OFF兼用できる「プレーントゥ」や「Uチップ」の革靴を選べば、カジュアルシーンでも履けますよ。まず一つ目は、東京墨田区発のSCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)です。REGALと並ぶ国産靴ブランドの雄ですね。スコッチグレインはすべての靴にグッドイヤーウェルテッド製法を採用していながら、値段は3万円からと非常にコストパフォーマンスに優れています。ちょうど3万円の写真のモデル「アシュランス」は厳選された良質な国産カーフを使用しており、履き心地もとても良いです。というのも、僕が2年前に就活のタイミングで初めて買った本格的な革靴がこのスコッチグレインの「アシュランス」だったから。当時から僕の足を支えてくれている靴で、今でももちろん現役で週に1~2回は履いていますし、ストレートチップなので、冠婚葬祭の際には必ずこれを履いています。ちなみに、このスコッチグレインは、アッパーに撥水加工されたレザーが使われているものや、ソールが滑りにくい仕様のゴム製になっているもの、レザーソールながら中心はゴムでできている仕様のものなど、より実用的なモデルが多数用意されています。なお、スコッチグレインについては以下の記事にて詳しくまとめているので、興味がある方はぜひ!2つ目はインドネシアのシューブランドであるジャランスリワヤ。このブランドは3万円台ながら、ハンドソーンウェルテッド製法という、グッドイヤーウェルテッド製法のもとになった製法を採用しているブランドです。通常のグッドイヤー製法は機械縫いなのに対して、ハンドソーンは文字通り手縫いなんです。 加えて、ヨーロッパのタンナーとして名高い、デュプイ社やアノネイ社の良質なフレンチカーフを採用しています。インドネシアは日本と比べて人件費が安く、革靴の関税がかからないことから、低価格・高品質が実現できるそう。でも、エドワードグリーンで修行した方のブランドなので、しっかりと英国靴の雰囲気が感じられる靴が多いですね。 このブランドの革靴は僕も2足(プレーントゥとUチップ)持っていて、どちらもオンオフ兼用で活躍しています。 なお、ジャランスリワヤに関しては、以下の記事で魅力やラインナップ、店舗などをまとめているので、あわせてご覧ください!3つ目は東京・浅草にアトリエ兼ショップを構える RENDO(レンド)。全ての靴をグッドイヤーウェルテッド製法でつくっているのは勿論、木型へのこだわりがすごいブランドです。また、レザーソールの革靴はより手間がかかるヒドゥンチャネルを採用しているので、より上品な印象ですね。ソールの縫い目が見えないヒドゥンチャネルを採用した革靴って英国靴に結構ありますが、どれも10万円オーバーです。にもかかわらず3万円台。国産の厳選されたカーフレザーを採用していますし、本格靴として質実剛健な雰囲気を放つ、個人的に非常に注目しているブランドです。銀座に店舗を構えるブランド。チーニーやチャーチ、パラブーツなどのヨーロッパのブランドの靴も広く取り扱っていますが、オリジナルの靴もコスパ良好です。公式サイトを見ると分かりますが、本当にラインアップが豊富で、中国製ながらも、グッドイヤー製法を採用して2万円代のものもあったりしますね。3万円台でこれだけ色々な形が選べるブランドもなかなか無いと思います。ドレスシューズだけでなく、パラブーツにも似たノルウィージャン製法等のカジュアルな靴もあるので、お気に入りの一足がきっと見つかるのではないでしょうか。宮城興業は、山形県を拠店にしたシューメーカーです。このブランドは、3万円程度でセミオーダーが可能なんです。サイズ合わせで自分にぴったりの靴にできるのに加え、トゥの形やステッチ等のデザインも自分好みにカスタマイズできます。製法はもちろんグッドイヤーウェルテッド製法。公式サイトにある取扱店でオーダーができるので、店舗に足を運んでみる価値はあると思います。ただ、1つ注意点があり、それは「取り扱う店舗によって価格が違うこと」です。ちなみに僕が前に行ったところは35,000円程度でしたが、高いところと安いところでは1万円くらい違うことがあるみたいですね。バーウィックは、スペイン発の老舗シューブランドです。あまり日本での知名度はありませんが、バーウィックは1707年創業の老舗メーカーということもあって、現地スペインでは名の知れ渡った存在のようですね。スペインはイギリスやイタリア、フランスと比べると地味なイメージがあるかもしれませんが、実はヨーロッパで名高い靴づくりの産地。バーウィックの革靴は、本場のヨーロッパ製で、なおかつグッドイヤーウェルト製法を採用しているにもかかわらず、3万円台で購入できるものがほとんどです。そのコストパフォーマンスの高さは、上でご紹介したJalan Sriwayaにも並ぶと言われるほど。コストパフォーマンスの優れた靴が欲しいけれど、本場のヨーロッパ製にはこだわりたいという方には特におすすめのブランドです。今回は3万円台で購入可能なグッドイヤー製法の革靴を紹介しました。こうやって見ると、ジャランとバーウィック以外は日本のブランドですね。 革靴は輸入関税が高いので、ヨーロッパやアメリカのブランドはどうしても高くなってしまうので、やはり日本製がコスパ良好なんです。(ちなみにジャランは関税のないインドネシア製、バーウィックは徹底的にコストカットをしています)英国靴は質実剛健さと色気が調和しているものも多くて確かにかっこいいのですが、日本のブランドも頑張っています。 【サルでも作れる男飯①】カップ麺よりも安くてうまい!焼き肉のタレでつくる...【サルでも作れる男飯②】黄身とろ~りの超簡単絶品目玉焼き
ライター:目次ファッションっていいですよね!服飾という日本語は「ふぁ」からはじまる訳ですが、あれはファッション(FASION)の頭文字(つまり”F”)から来ているそうです嘘です。嘘というか、そもそもFASIONではなくFASHIONでした。やべぇ、嘘の前提が間違えてるとか。恥ずかしいね!ちくしょー!!許さんぞコウメ太夫め!!関係ない!  ネルソン「あー暇だなぁ」ネルソン水嶋。このサイトをやってる人。最近の悩みはじーこ。ダナン在住の新進気鋭の動画クリエイター。最近の悩みは ネルソン「こういうときに彼女がいると楽しいんですけどねぇ」 じーこ「ネルソン「じーこ「それに何なんですか、 でも、確かに、ふだんからこんな下町でフラフラしてるおっさんみたいな格好では彼女どころではない!そうだ…!!   説明しよう!十人に十人が付いてきていないと思うから…そこはちゃんと説明しよう!中部の世界遺産の街・ホイアン、先日もアメリカのガイドブックが発表した「世界で最も素晴らしい都市」第一位にも選ばれたベトナム(それは~!  すみません、オーダーメイドって、日本でやろうものならどちゃどちゃお金がかかるじゃないですか。いや、かかるよね?やったことないから知らないけど、かかると思うんだよ。2000万くらいはかかるんじゃない?円じゃなくドン単位(10万円くらい)で。それがここホイアンでなら!すっごく格安でできるんです。もうお分かりですよね?これは…  何卒よろしくお願い申し上げます。 一分動画にまとめたので、付き合い切れねぇわ!という人はこちらをどうぞ。付き合って!(告白) ホイアンでつくるものは、スーツ、ベルト、革靴、レザーバッグ。こちらの3つ。お店は、多いと書いたようにいくらでもある。そこで、口コミ評価が高かったり、友人オススメのお店3店舗に絞りました。ちなみにどの店もやりとりはすべて英語になります。私自身は貧弱な語学力ですが、テイラーにやってきた人間がスーツをつくりに来たことは明白なので、そこはなんとかなりました。もし私がフルフェイスのヘルメットをかぶって包丁を持っていたら危なかった、ギリギリだった。で、みなさんにおかれましては、不安ならGoogle翻訳のアプリでも使えばいいし、もっと不安なら旅行会社にガイドさんの手配をお願いすればいいでしょう。「コストなきところに安心なき」です、語呂悪いなオイ~!オイ~。 メインとなるスーツ(上下)は『BeBe Tailor』で制作。ホイアン旧市街に3店舗ある、かなりの大手です。ホイアンオーダーメイドの覇者。知らんけど。いつ行ってもあちこちのテーブルで一人客から団体客まで、いろんな人が店員さんと揉めています。いや揉めてません、詰めています。オーダーの内容を。シッカリとした布選びからの、タブレットを使って写真を見せてもらいながらのスーツの型選び。そんな感じで視覚的にイメージを共有できるので、肘から上を振ったらジャキッと銃が出るようにしてほしいなど、よほどユニークなカスタマイズを求めない限りは困ることはありません。手数の多いタイプのヒットマンはほかを当たりましょう。ボタンの配置やポケットの有無なども、イラストを見ながら進めていきます。片手間で計測される私。嘘、ちゃんと測られています。この計測、ZOZOスーツも真っ青の徹底ぶり。ぜんぶで30箇所くらい測られたんではないでしょうか。というか、あれだよね、ZOZOスーツってあれから有用性についてなんにも聞かないね。俺も実家に届いてるけど一度も着てないわ。着てないんだったら言うなって話か。パジャマにでも使うか…使わないよ…。オーダーから完成までのスケジュール、そして費用は、ほかにつくった、バッグ、ベルト、革靴とまとめて最後にお伝えしますね。 革製バッグは友人からの口コミを頼りに『Friendly Shoe Shop』へ。BeBeがデカすぎるということもありますが、こちらの店舗はかなりこじんまりとした、客が三人も入れば満杯になる省スペースのお店です。ただ系列店がほかにもあるので(というよりこのあと紹介する店がそれ)、オーダーメイドショップが乱立するホイアンでは完全に成功している部類に入るのでしょう。カタログを見ながら決めるので安心です。もしかしたらカタログにないものも、たとえば自前で画像を準備したらつくってくれるかもしれません。ただ冒険行為には違いないので(というより私自身はそれほどこだわりもないので)、カタログ内で気に入ったものを選びました。お前だよっ!!これで思い出しましたが、にしおかすみこって今どこでなにをして過ごしてるんでしょうか。ここを見てたら連絡ください(くる訳がないにもほどがある)。そもそも「お前だよ」じゃなくて「私だよ」だ。靴は足を乗せてなぞったり計測したりで、スーツよりも断然早い。バックルは四種類から選択(革は靴とお揃いに)。で、バッグショップがさきほどの革靴の系列店。さまざまな革、そして形のサンプルバッグが置かれています。こちらは展示されているバッグが気に入ったので、「ストラップを幅広にしてほしい」「ファスナーをバッグの下まで下ろせるようにしてほしい」というカスタマイズをオーダー。 で…完成したものが、こちら!割とあっさり披露しましたが、いい感じじゃないですか~??「で、なんぼなん?」と、大阪人でなくても気になっていることかと思いますが(断っておきますが私も大阪人ですので怒らないでくだされ同胞たちよ)、それはこれからはじまる茶番のあとにお話します。 そして、下町のすってんてんおじさんは、メイドインホイアン紳士になってダナンに戻ってきた…。      ネルソン「 と、そんな訳で、「 ま~そんな訳で、3つの制作スケジュールとともに費用をまとめるとこんな感じ。正確には記録してないけど、そのへんについては英語で調べればいろいろ出てくるのでご自身でお調べください。知らぬ! 1日目 11:30 依頼金額:200ドル1日目 13:30 依頼金額:120ドル前後1日目 12:30 依頼金額:100ドル前後    そして、  安値世界一に挑戦するコジマも真っ青の格安っぷりですよ。家電じゃないけど。そしてこのキャッチコピー、知らない人の方が多そうだけど。とはいえ、一日で4.5万円も使うのは庶民の私にとってはなかなかないことですので、あんまり安い安いと連呼することに一切の抵抗もないと言えば首を捻りつつ「うぅーん!」と唸りたいところなんですが。今気づいたんだけど「捻る」と「唸る」って似てるよね!またひとつ賢くなっちゃった!なに?品質は、素人目に見ればなんの問題もございません。大満足です。日本でつくったら10万円は余裕、15万円は飛ぶんじゃないでしょうか。そういえば日本でテイラーをしている友人がいるので参考に教えてもらおうかと思ったのですが、客観的に見たら性格の悪い行動だと思ったので自重したいと思います。新社会人になる学生の方とか、スーツで働く予定なら春休みに一式つくっておくとかよいのではないでしょうか。なにしろこれぜんぶで4.5万円ですよ、4.5万円。それくらいのお金、既製品でも良いスーツ選んだら飛んじゃいますよ。それに、なんだかんだで一度しか着てないけど、やはり自分の身体にピタッ!!とハマるのは、それだけで気分が良いです。ビバ、オーダーメイド!!バッグの裏地がお気に入り。が、何度も言いますが、使うときがありません!誰か100ドルで買って。