マラソン 砲丸投げ 走り高跳び
100m(10秒23)・ 走り幅跳び(7m88) 砲丸投げ(14m52)・ 走り高跳び(2m01) 400m(45秒00)・ 110mハードル(13秒69) 円盤投げ(43m34)・ 棒高跳び(5m20) やり投げ(63m63)・ 1500m(4分17秒52) 陸上競技・女子: 100m: フローレンス=ジョイナー (アメリカ) 2日目:走幅跳、やり投げ、800m走. 第1回から第9回まで実施。第13回から、MVPのみ再び選出するようになった。 万博陸上競技場のトラック・通路・外周道路をコースに利用。第9回では、ワイナイナ(3分半遅れでスタート)に抜かれた選手がその場で脱落する"4.2195kmマラソン"として開催。第10回以降は、第9回と同じ趣向ながら、トラック・通路・外周道路を2周する5kmのコースに延長した。 「 いかがでしたか? 投てき種目の試技順のルールは走幅跳と同じです。砲丸投、円盤投、ハンマー投は円形のサークル、やり投は助走路が競技場所です。 サークルの直径は、砲丸投とハンマー投が2m135、円盤投は2m500です。やりの助走路は幅が4mです。 "ハンデマッチ5kmマラソン"として開催された第16回では、第17回で実施された「女子駅伝」では、万博陸上競技場のトラック・通路・外周道路をコース(総距離2km)に使用するとともに、第18回では、駅伝競技を6区構成・チーム対抗形式の「10km駅伝」にリニューアル。2区と4区のみ1km、その他の区間を2kmに設定したほか、陸上競技場に隣接するサブグラウンド(砂地の400mトラック)をコースの一部に組み込んだ。また、出場チームに1名の女性選手を必ず入れることを条件に、2区を「女性専用区間」に指定。第17回までの第19回では、コースの総距離を6.4kmに短縮するとともに、5区間の構成に変更。1区を1.2km、5区を2.2km、それ以外の区間を1km刻みで設定したうえで、4区を「女性専用区間」に指定した。コースについても、サブグラウンドを経由せずに、万博陸上競技場と第10回から第18回までは、年齢制限を撤廃したうえで、芸人チーム内で2組の予選を実施。予選上位の芸人がアスリートと決勝で対決。決勝では、芸人がアスリートより5m(第13回~第16回は7m、第17回以降は10m)前から走らせるというハンディキャップを入れていた。

画像を拡大. 日本語のスタートの合図は、400mまでの競走では、「位置について」「用意」の後、号砲が鳴ります。400mを超える競走では、「位置について」の後に号砲です。2010年からの日本選手権では、英語で合図をします。「位置について」は「On your marks(オン・ユア・マークス)」、「用意」は「Set(セット)」です。 国際陸連(IAAF)は、2010年から不正スタート(通称:フライング)のルールを改正しました。IAAFの主催大会では、混成競技以外のトラック種目では、1回目のフライングで失格となります。日本選手権でもこのルールが適用されます。選手の“胴体”が50mm幅のフィニッシュラインのスタートラインに近い端の垂直面に到達したときを“フィニッシュ”と定義します。この“胴体”は厳密にいえば“トルソー”と呼ばれる部分で、頭、首、腕、脚、手、足を除いた部分を指します。日本選手権では、記録の計測と順位の判定に写真判定システムが使用されます。選手がフィニッシュラインを通過する瞬間だけが撮影できる時計内蔵の特殊なカメラ“スリットカメラ”が使われています。 200mまでの短距離走と跳躍の走幅跳と三段跳は、風の影響で記録が変わるので、追い風が2.1m以上だと参考記録(通称)となります。記録は公認されません。追い風を「+」、向かい風を「-」で表記します。トラック種目の予選では、「3-2+2」といった表記をみかけます。これは次のラウンドへの進出基準を示しています。3組あって、各組2着までに入った計6人は、自動的に次のラウンドに進出が決まり、さらに3着以下の全選手の記録を比較して上位2人もまた次ラウンドに進出できるという意味になります。 これを場内アナウンスでは「予選は3組あり、各組2着までと、3着以下記録の上位2名が決勝進出となります」と紹介されることになりますが、陸上通の間では「3組2着プラス2」で意味が通じます。800mはスタートでは決められた自分のレーンで走り始めますが、バックストレートの直線に入るところでレーンを離れることができます。選手がレーンを離れオープンになる地点に引かれる幅50mmの円弧のラインをブレイクラインといいます。このブレイクラインを選手が認識しやすくするためにコーンが置かれます。これまでこのラインの位置を示すために黄旗がトラックの脇に設置されましたがルール改正により必要なくなっています。 この地点で、選手がブレイクラインの手前でレーンを離れてしまうと失格の対象となりますので、審判員が配置されています。スタートのときに、示される旗の色の意味を知っていると現場で何が起こっているかがわかります。呼び戻しのピストルが鳴った後、赤・黒旗が該当する選手に示された時はフライングによる失格です。フライングの失格は短距離だけが対象ではなく中長距離を含むすべての走る種目が対象です。 グリーンカード(旗)が振られる“ノーカウント”。機器などの不具合が原因で選手に非がない場合です。混成競技の1回目のフライングでは黄・黒旗・カードが示されますが、これ以外では黄色が示されることがあります。意図的な“遅延行為”などがあったと判断されたときに提示され、2度目は赤旗・カードが示され失格(競技会からの除外)となります。トラック種目では、選手がレース中に違反をしないよう見守る審判員がいます。特定の選手に有利になることなく誰もが同じ条件で記録と順位を競うためには必要です。カーブを走るレースでは、特にショートカットしてしまわないよう注意が必要です。この審判員を監察員といいます。 競技中に審判で使われる旗には4つの色があり、白、赤、黄、緑です。白と赤は分かりやすいですが、前項で解説したように黄色と緑色も使われます。監察員が持つのは黄色のみです。違反があったと判断したときは赤旗ではなく黄色旗を掲げることになっています。最終的に失格という判断を下すのは審判長だからです。 1500m以上のレースのスタートラインは、曲線となっています。スタート後、決められたレーンを走る必要なくオープンになるので、外側の選手が不利にならないためです。 1000mを超えるレースで出場選手が多い場合には、転倒などを防止する目的で、2つのグループにわかれた2段階スタートが認められています。競技者のおよそ2/3を第1グループ、残りを第2グループとし、第1グループは通常のスタートラインから、第2グループはトラックの外側に別に用意された二つに分けられた外側のスタートラインからそれぞれスタートし、最初の曲走路が終わった地点で合流します。日本選手権で実施されるハードル競走は4種目あります。男子は110mと400m、女子は100mと400mです。いずれも10台のハードルを飛び越えますが、高さと間隔が異なります。 高さは男子110m:1m067、400m:914mm、女子100m:838mm、400m:762mmです。このように高さが中途半端なのは、陸上競技の発祥地がイギリスであることの名残です。男子の高さは3フィート6インチですがJR在来線のレール幅と同じです。日本最初の鉄道はイギリスの技術を導入して開業しましたがその時のレール幅が1m067だったのです。 ハードルを設置する位置にはトラック上に青、黄緑、黄と色違いの5cmのマークがペイントされています。 ハードルでもっとも大事なのは、選手が自分のハードルを越えることです。故意にハードルを倒したと審判長が判断した場合には失格となります。隣のレーンの選手への妨害をしていなければ、足または脚がハードルの外側に出てもかまいませんが、バーの高さより低い位置を通ってはいけません。400mハードルではカーブを走りながらハードルを越えるために、後から越える“抜き足”が左脚だった場合、バーより低い位置を通ってしまうことがあります。この違反により過去、日本選手権で、トップでフィニッシュしながら失格した選手がいました。 監察員も他のトラック種目に比べ多い人数が配置されます。3000mを走るうちに障害物を28回、水濠を7回越えなければなりません。スタート後、フィニッシュラインを初めて通過してから各周に5個の障害物があり、その4番目が水濠であることがルールです。水濠以外の4つの障害物は移動式ですが、男子は高さ914mm、女子は762mm です。手をかけて越えてもかまいませんが、外側を通ったりくぐったりしてはいけません。 日本の競技場では、水濠はトラックの外側にありますが、世界の多くは内側です。水濠が外でも内でも、先のルールに合致していれば問題ありません。スタート位置は外側に水濠がある場合にホームストレートの中央付近、内側に水濠がある場合はバックストレートとなります。 走高跳と棒高跳では3回続けて失敗したら競技は終了です。同じ高さには最大3回挑戦できますが、同じ高さに3回挑戦する必要はありません。1回目に1m80を挑戦し失敗、2回目に1m85を挑戦し失敗、3回目に1m90に挑戦ということもありえます。跳び始めの高さは選手が決めることができます。パスすることも可能です。パスとはその高さを跳ばないということです。 最も高く跳んだ選手が優勝ですが、同条件が複数いた場合は、その高さの失敗が少ない選手の順位が上になります。それでも決まらない場合は、全体の試技で失敗の少ない選手が勝者となります。それでも決まらない場合は、同順位となります。優勝決定戦を行うこともできます。棒高跳の順位の決め方は、走高跳と一緒です。 ポールの材質、長さ、太さには制約がありません。日本が戦前にこの種目で活躍していた頃には、竹が使われていたこともありますが、現在ではグラスファイバー製が主流です。 男子選手が使うポールの長さは約5m。世界記録保持者のブブカ選手は約5m30cmのポールを使用していました。各選手は自身の身長や体重、筋力などに合わせて自己所有のポールを持ち込んで競技します。 バーを越えても倒れてきたポールがバーを落としてしまった場合は無効試技となるため、跳び終えたときポールをいかに上手に助走路側に押し戻すかも大事な技術となります。走幅跳と三段跳の決勝では、すべての選手は3回の試技ができ、さらに上位8名はもう3回の試技が許されます。最も遠くまで跳んだ選手が優勝ですが、もし同記録だった場合には、2番目に良い記録、3番目、4番目というように比較して上位者を決めます。 記録は砂場に残された痕跡の踏切板に最も近い場所から踏切板までの距離が測られますが、踏切板を踏み越した場合には赤旗が上がります。選手は砂場を逆に戻ってはならず、審判員は踏み切りだけでなく砂場を出る動作まで確認して白旗を挙げます。 選手の跳躍順番は4回目以降、変更になります。最終跳躍者は、3回目までに最もよい記録の選手です。 三段跳の順位の決め方や跳躍順などのルールは走幅跳と同じです。 三段跳は、ホップ、ステップ、ジャンプの順で成り立っています。選手はホップで踏み切ったのと同じ足で最初に着地し、ステップでは反対の足で着地し、つづいてジャンプを行います。 踏切板の先には、走幅跳と同じく、つま先が踏みでたかどうかの判定をしやすくする目的で、45度の角度の粘土層が塗りつけられています。無効試技の度に、審判員が“粘土板”を取り換えているのは、痕跡のついていないものと交換しているのです。投てき種目の試技順のルールは走幅跳と同じです。砲丸投、円盤投、ハンマー投は円形のサークル、やり投は助走路が競技場所です。 サークルの直径は、砲丸投とハンマー投が2m135、円盤投は2m500です。やりの助走路は幅が4mです。 砲丸投は、英語では、投てき4種目のなかで唯一throwではなくShot Putと言います。砲丸(shot)をオーバーハンドで“投げる”行為は禁止で、押し出す(put)ようにと定められています。選手が肩を痛めないようにとの配慮です。 砲丸とハンマーは、男子用が7.26kg、女子用は4kgですが使う金属の比重の違いにより直径の異なる物があります。 投てき物の有効着地位置はやり投が約29度、その他は34.92度の角度をなす幅50mmの白線の内側です。この白線は着地位置に含まれず、ライン上に落下した場合は無効試技として赤旗が上がります。円盤は男子用が2kg、女子用は1kgです。円盤投とハンマー投では、危険防止のため囲いを設置します。高さや強度、間口の幅など細かく定められています。円盤投では、向かい風の方が記録が出ると言われます。フィールド競技では風の影響を受ける種目には、選手が風の向きや強さを知ることができるように“吹き流し”が用意され、全ての跳躍種目と円盤投とやり投にも用意されています。ハンマーは、金属製の頭部(ヘッド)、接続線(ワイヤー)、ハンドルの3つの部分から構成されています。 遠心力を利用してより遠くに投げる競技ですので、ヘッドからハンドル内側までの長さが長ければ長いほど物理の法則の理論ではより遠くに飛ぶはずです。そのためルールで長さが規定されています。 ハンマー投だけでなくサークルを使う種目では、投てきを終えた後、サークルの中央延長上に引かれた750mmの白線より後方から外に出なくてはなりません。満足いかない投げだったとき、記録を残したくない選手が、投てき後サークルの前半分から外に出て赤い旗があがるケースを見かけます。やりの重さは男子用が800g、女子用が600gですが、選手が同じ条件で記録を競うことができるように、長さに加え、重心の位置や柄の直径など細かい規定があります。 やり投の世界記録は1984年には104mに達し、競技場の芝生を使って競技ができないという危機に直面しました。そのため1986年には規則が改定され重心を前に移動させた“飛ばない”やりが使用されるようになりましたが、今の世界記録は98m48。100mまであとわずかです。記録の更新が陸上競技の魅力なのですが、やり投は、飛び過ぎると困るという悩みを抱えているのです。日本のお家芸と呼ばれているのが4×100mリレー。バトンパスには“オーバーハンドパス”と”アンダーハンドパス”があり、日本は、利得距離は短いが、次走者がスムーズに加速することができ、失敗が少ない”アンダーハンドパス”を採用している。1人が400mずつ走る4×400mリレー(4人の総距離が約1マイルであることから”マイルリレー”とも呼ばれる)。日本には、2000万人のランナーがいると言われており、世界で最もフルマラソンの完走者が多いのは日本人である。走るのではなく、歩く速さを競う競技。ルールとして、常にどちらかの足裏が地面に接していなくてはならず(ロス・オブ・コンタクト)、踏み出した脚が地面についてから垂直になるまで、その脚は曲げてはならない(ベント・ニー)。混成競技は走・投・跳から構成される複数の種目を1人の選手が行う競技。各種目の合計得点で順位を競います。