莫不 漢文 意味
置き字とは 漢文の置き字について説明します。 漢文を中国語で読むときにはすべての字を読んでいきますが、漢文を訓読(日本語を用いて訳読)する場合に読まない字があります。この読まない字は置き字と呼 … 中学受験から大学受験までを対象として国語の学習方法を説明します。現代文、古文、漢文、そして小論文や作文、漢字まで楽しく学習しましょう!引用をストックしました引用するにはまずログインしてください引用をストックできませんでした。再度お試しください限定公開記事のため引用できません。 漢文文法・句法まとめ. 今日は、現実として、学校のカリキュラムや入試に「漢文がある」前提で、どうして漢文を学習する必要があるかを考えていきます。 「必要ない! 」と叫びたい方には申し訳ありませんが、「ある以上、少しでも必要性をわかった方がいいよね」という立場で書きますのでご了承ください。 漢文についてです!必 欲 使 之 在 尊 貴 之 所助動詞(欲)+助動詞(使)+意味上の主語(之)+動詞熟語(在)となっていますが助動詞の直後には動詞がくるのではないのでしょうか?こういう使役文だと、必ず之(この人)を高い身分にあるように 漢文において、否定を表す語には『不』『非』『無』『未』などがあります。今回はこれらの語を使ったさまざまな否定の表現について紹介します。目次単純な否定の形について説明します。『不(弗)』は・読み方は「~ず」(『打消』の助動詞「ず」に相当)・訳し方は「~しない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 識(し)ら⑵ 梧桐(ごとう)に非ざれば、止(とど)まら・読み方は「~ニあらズ」(「ニ」は『断定』の助動詞の連用形、「ず」は『打消』の助動詞)・訳し方は「~ではない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 天の我を亡(ほろ)ぼすにして、戦ひの罪⑵ 書は借(か)る『無(莫)』は・読み方は「~なシ」(形容詞の「なし」に相当)・訳し方は「~ない」「~しない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 子敢(あへ)て我を食(くら)う(こと)⑵ 天下水より柔弱なるは・読み方は「いまダ~セず」(「ず」は『打消』の助動詞)・訳し方は「まだ~ない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ ⑵ 『不可能』は、不可能の表現を3つ紹介します。・読み方は「~スべカラず」(「べカラ」は『可能』の助動詞「べし」の補助活用の未然形、「ず」は『打消』の助動詞)・訳し方は「~することができない」「~してはいけない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 兎復(ま)た得・読み方は「~スル(コト)あたハず」(「ず」は『打消』の助動詞)・訳し方は「~することができない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 之に鳴けども其の意に通・読み方は「~スル(コト)ヲえず」(「ず」は『打消』の助動詞)・訳し方は「~することができない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 臣は官を越えて功有『禁止』は、・読み方は「~スル(コト)なカレ」(「なカレ」は形容詞「なし」の命令形)・訳し方は「~してはならない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 己の欲せざる所は、人に施す『二重否定』は、二重否定の表現を9つ紹介します。否定を表わす語「無」「不」が続けて並ぶ形です。否定を表す語2つの語「無」「不」は続けて読まれます。・読み方は「~セざルなシ」(「ざル」は『打消』の助動詞、「なシ」は形容詞)・訳し方は「~しないこと(もの)はない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 物に於いて陥(とほ)さ否定を表わす語「莫」「非」が続けて並ぶ形です。否定を表す語2つの語「莫」「非」は続けて読まれます。・読み方は「~ニあらザルなシ」(「ざル」は『打消』の助動詞、「なシ」は形容詞)・訳し方は「~でないこと(もの)はない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 溥天の下、王土否定を表わす語「非」「不」が続けて並ぶ形です。否定を表す語2つの語「無」「不」は続けて読まれます。・読み方は「~セざルニあらズ」(「ざル」「ズ」は『打消』の助動詞)・訳し方は「~しないのではない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 大功を説(よろこ)ば否定を表わす語「非」「無」が続けて並ぶ形です。否定を表す語2つの語「非」「無」は続けて読まれます。・読み方は「~なキニあらズ」(「なキ」は形容詞、「ズ」は『打消』の助動詞)・訳し方は「~がないのではない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 人遠慮否定を表わす語「不」「不」の間に「可」が入った形です。否定を表す2つの助動詞「不」「不」がその間に別の助動詞「可」を介し、意味のつながりを有したまま続けて読まれます。・読み方は「~セざルベカラず」(「ざル」「ず」は『打消』の助動詞、「べから」は『可能』の助動詞)・訳し方は「~しないわけにはいかない」「~しなければならない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 亡げ去るは不義なり。語(つ)げ否定を表わす語「不」「不」の間に「敢」が入った形です。返り点によって否定を表す語2つの語「不」「不」は続けて読まれます。・読み方は「敢へて~セずンバアラず」(「ず」は『打消』の助動詞)・訳し方は「~せずにはいられない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 否定を表わす語「未」と「不」の間に「嘗」が入った形です。返り点によって否定を表す語2つの語「未」「不」は続けて読まれます。・読み方は「いまダかツテ~セずンバアラず」(「ず」は『打消』の助動詞)・訳し方は「今まで~しなかったことはない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 吾(わ)れ否定を表わす語「無」「無」の間に語句(名詞)が入った形です。返り点によって否定を表す語2つの語「無」「無」は続けて読まれます。・読み方は「~トシテ…なキハなシ」(「なキ」「なシ」は形容詞)・訳し方は「どんな~でも…ないものはない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 国否定を表わす語「無」「不」の間に語句(名詞)が入った形です。返り点によって否定を表す語2つの語「無」「不」は続けて読まれます。・読み方は「~トシテ…セざルハなシ」(「ざル」は『打消』の助動詞、「なシ」は形容詞)・訳し方は「どんな~でも…しないものはない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 偶(たまたま)名酒有り、否定語を並列に並べる表現を紹介します。文の中に否定を表わす語が2つ出てきますが、『二重否定』のようにそれぞれの否定を表す語が連続して読まれることなく、それぞれ別の語と結びついて並列で否定を表します。否定を表わす2つの語「無」「無」が返り点によってそれぞれ違う語と結びつきます。・読み方は「~トなク…トなシ」(「なク」「なシ」は形容詞)・訳し方は「~でなく、…でない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 貴上の否定語の句が条件を表し、下の否定語の句が結果を示す形を紹介します。特徴として、文の中に否定を表わす語が2つ出てきますが、『二重否定』のようにそれぞれの否定を表す語が連続して読まれることなく、それぞれが条件を表す部分と結果を導く部分とに分かれて他の語と結びついて否定を表します。否定を表わす2つの語「不」「不」が返り点によってそれぞれ違う語と結びつきます。・読み方は「~セずンバ、…セず」(「ず」は『打消』の助動詞、「バ」は仮定条件を表す助詞)・訳し方は「~しなければ…しない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 憤否定を表わす2つの語「非」「不」が返り点によってそれぞれ違う語と結びつきます。・読み方は「~ニあらザレバ、…セず」(「ザレ」「ず」は『打消』の助動詞、「バ」は仮定条件を表す助詞)・訳し方は「~でなければ…しない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 梧桐否定を表わす2つの語「無」「不」が返り点によってそれぞれ違う語と結びつきます。・読み方は「~なクンバ、…セず」(「なク」は形容詞、「ず」は『打消』の助動詞、「バ」は仮定条件を表す助詞)・訳し方は「~がなければ…しない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 民(たみ)信(しん)『部分否定』とは、副詞を必ず含み、その例えば、「いつも成功するとはかぎらない」という部分否定の文では、副詞の「いつも」という部分を否定します。つまり、「成功する」可能性は否定しないが、「いつも」という部分(条件)を否定することになります。部分否定を表す際に使われる副詞には「復」「常」「倶」「必」などがあります。そして、これらの副詞は副詞を読む際には、否定の意味が副詞に向かうように、副詞の後に「は」を置くのが原則ですが、「必」「復」の場合は、例外として「は」を置かず、それぞれ「必ずしも」「復た」となります。否定を表す語「不」の下に副詞の「復」を置き、部分否定を表します。・読み方は「まタ~セず」(「ず」は『打消』の助動詞)・訳し方は「二度と~しない」(「二度と」という部分を否定する)となります。例文を確認してみましょう。⑴ 否定を表す語「不」の下に副詞の「常」を置き、部分否定を表します。・読み方は「つねニ・訳し方は「いつも~するとはかぎらない」(「いつも」という部分を否定する)となります。例文を確認してみましょう。⑴ 元帝の後宮既に多く、常には見(まみ)ゆるを得否定を表す語「不」の下に副詞の「倶」を置き、部分否定を表します。・読み方は「ともニ・訳し方は「両方とも~するわけにはいかない」(「両方とも」という部分を否定する)となります。例文を確認してみましょう。⑴ 今両虎共に闘はば、其の勢ひ否定を表す語「不」の下に副詞の「必」を置き、部分否定を表します。・読み方は「かならズシモ・訳し方は「必ず~するとはかぎらない」(「必ず」という部分を否定する)となります。例文を確認してみましょう。⑴ 嫁(とつ)ぐとも『全部否定』とは、例えば、「絶対に成功しない」という全部否定の文では、「成功する」という部分を否定した「成功しない」に対し、その否定を「絶対に」という副詞によって完全に(100%全体に)否定が成立することを表します。全部否定を表す際に使われる副詞には「常」「倶」「必」などがあります。そして、これらの副詞は否定を表す語「不」の前に副詞の「常」を置き、全部否定を表します。・読み方は「つねニ~セず」(「ず」は『打消』の助動詞)・訳し方は「いつも~しない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 否定を表す語「未」の前に副詞の「倶」を置き、全部否定を表します。・読み方は「ともニいまダ~セず」(「ず」は『打消』の助動詞)・訳し方は「どちらもまだ~しない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 籠鳥・檻猿否定を表す語「不」の前に副詞の「必」を置き、全部否定を表します。・読み方は「かならズ~セず」(「ず」は『打消』の助動詞)・訳し方は「必ず~しない」「絶対に~しない」となります。例文を確認してみましょう。⑴ 君子必ず自ら反するなり。我今回は、漢文の否定や禁止を表す基本の表現や『不可能』『二重否定』『部分否定』『全部否定』などについて解説しました。国語 古文 漢文 徹底研究 All Rights Reserved. 優先して、重要なもの、知っていて当たり前のものから解説していきたいと思います。基本的には覚えることが中心ですので、細かい説明は少ないかもしれませんが、それは勘弁してもらって、試験前にざっとでもながめてもらって、実際の試験で出ればいいなあと思います。 現役東大生が漢文の再読文字の覚え方,暗記のコツを教えます.結論から言うと,再読文字の覚え方は3つ.似たものどうし分類する.音読して読みと意味を覚える.熟語と結びつけて覚える.この記事でわかること・再読文字の覚え方・東大生が教える暗記のコツ 漢文の方は句法の説明がある程度終わりました。ここから一番得点に繋がる漢字の読みと意味を説明します。今日は、基本的な句法で出てくる漢字をまとめました。漢文は句法だと言われますが、実際に試験で得点を失わないためには、構文や漢字の理解が重要になります。で、一方で、これらは「覚える」範疇。知っていれば得点できるし、知らなければ推測するしかない。別名、勘ともいいますね。そして、「覚える」のだとすれば、入試前日であっても点が入る分野。というわけで、漢文は、漢字の読みリストに入っていきたいと思います。優先して、重要なもの、知っていて当たり前のものから解説していきたいと思います。基本的には覚えることが中心ですので、細かい説明は少ないかもしれませんが、それは勘弁してもらって、試験前にざっとでもながめてもらって、実際の試験で出ればいいなあと思います。如 4.ゆく 若 4.なんぢ試験に出やすい字です。しっかり理解しましょう。2と3は動詞扱いですから、必ず戻ります。返り点がつく、ということですね。2の「しく」は「しかず」「しくはなし」「しかんや」のいずれかで出てくると思って間違いないです。とにかく、読みが多く、試験に出やすいパターンです。まず、1~4のパターンは意味に直結するので、覚えましょう。1はwithのイメージ、必ず戻ります。なので「先生与生徒」の場合、「先生ト生徒与(と)」というイメージ。3は、「与其為牛後」で「其の牛後と為るより」というように比較級です。6以降は、漢字問題のパターンでもあります。7の「与す」は「寄与」とかのパターンでもありますね。4だけが、普通に読むパターンです。「安寧」とかですね。それ以外は、句法に関わります。1は選択・比較形、2・3は疑問ですね。わからない人はそもそも句法を復習しましょう。2ですが、「いづくにか」とは読みませんので注意。1は、鶏口牛後。「寧為鶏口、勿為牛後」で「寧ろ鶏口と為るも、牛後と為る勿れ」ですね。1が重要ですが、2と3も曲者です。漢字で書くと、両方とも、「自ら」で区別ができません。2なら、「自分で」3なら、「自然と」意味を考えて読みを変える必要があります。1は、「from」です。「来自学校」で、「学校より来たる」です。つづいて、基本的に助動詞として使われる漢字をまとめていきます。漢字そのものが問われるだけでなく、「書き下し文として正しいものを選べ」というような問題の時に、知識が問われます。2だとするなら、動詞ですから、直下は目的語になるはずです。1なら、当然直下が動詞ですね。3や4の可能性も当然あります。特に4だとすると、名詞ですから、下が動詞になるか、あるいは上に動詞がきて目的語になるか、というのが大きなポイントでしょう。わすれがちなのが「将」と同じ再読文字のパターン。2なら、比較の形です。3の「しばらく」も意外とテストに出ます。試験で出ることが多いですね。1なら、助動詞ですから、直後は動詞で必ず戻ります。2なら、上に主語=名詞が必要です。もちろん、動詞でもいいんですが、「~こと」「~もの」というように、名詞にしたうえ、しかも、下にさらに動詞がくるのはおかしい、ということで気付けるはず。可読か読可かということ。可読だと、助動詞+動詞で、読むべし。読可だと、あとに動詞がないから助動詞とはとれないので、読むこと可なり、です。試験で出るのは、1か2の見分けでしょう。1ならば、助動詞ですから、必ず直下が動詞でもどります。「~して当然」ですね。2なら、「~に当たる=~に出くわす、相当する」という意味にとれなくはないですが、その「~に」の部分は、直下で目的語になります。「~が」だとするなら、それは必ず「当」の上にないとだめですね。主語ですから。「当たる」は「当てる」でもありますから、そのあたりは日本語で考えればわかるはずですね。それが2と3の違いです。基本的には、1と2ですね。1が「どうして~しないのか、いやする」という反語形。反語は、原則「ン(ヤ)」なんですが、この形は「~ザル」なので注意。おかげで、「何不~」も「~ざる」と読むことが多く、それでも反語になったりします。「けだし」は「そもそも」ぐらいの意味。3はフタですね。1が基本で、戻らないなら2。「むべ」というのは「もっとも」ということ。「よろしく」というように「~く」は、「よろしいよ、以下のことを」なので読めたら意味がわかる。1が基本ですが、2もテストで結構見ます。ちゃんと覚えましょう。「すべきだよ、以下のことを」のパターンですね。ここは何個も意味があるというよりは、ひとつしかテストに出ないけど、「そもそも読めます?」というのをまとめます。2はほとんどみたことないですね。1は、順接も、逆接もあり。「もしも」です。特にありません。本当にこれだけ。2はありますが、ほとんど1ですね。読めないとかなり厳しい。基本的に1と2は助動詞。なので、どちらも下には動詞がくる。はっきりいってしまえば、読み方は好みで、どちらで読んでもバツとはいえないが、「不能」となるときは「あたはず」と読み、「不」がないときは、「よく」と読むことが多いと思います。3は、意味としては同じで、「できる」というのを一文字であらわす形。4は名詞で能力。もちろん「び」と読んで熟語を作ることはありますが、「~なかりせば」の構文ですね。「請い願う」という形。2の方が良く出て、「~くは」は「~以下のことを願う」という形。わかると思いますが、2が出ますね。当然、「かつて」がよく問われます。基本的に「尽」と同じ意味をもつ漢字ですね。これも1がテストに出ますね。続いて、前置詞として使うけれど、違う読みもあるよ、というのをまとめます。これも書き下し文の問題になったときに、意外と必要になる知識ですね。一番多いのは、1の「為に」でしょう。前置詞ですから必ず戻りますね。試験でよく出るのは、2と3。国立あたりで、書き下しに直すとなると、この動詞の意味の違いがわからないと苦戦します。「なす」は「する」で、「なる」はまさに「なる」。先生になるのか、~を先生とするのか。我為先生というのを、「自分が先生になる」なら「なる」、「自分が誰かを先生とする」なら「なす」です。「なす」と読むのは行為のときも。「我為登山」なんかだったら、「登山を為す」ですね。4は、断定のパターンですが、これも戻ってきます。5は、受身構文の流れと同じなんでしょうね。動詞の読みも覚えておかないとセンターあたりで出るとはじいちゃいそうですね。 1は英語でいえば、byに近いと思いますが、2の形、戻らずになんとなくそのまま入っているパターンもあるので、全部を1にしないようにしましょう。4は以為を「おもへらく=おもへり+く」と読むのか、「以て~と為す」と読むのか両方のパターンを覚えた上で、そのときの形ですね。5は、1のパターンと基本的には同じだと思います。動詞、「以=by・~」ということですから、本来は、「~によって~する」と戻ればいいわけですね。でも、戻るのが面倒なとき、特に「以」以下が長くなってくると、戻りたくない。だから、先に「~するに」「~を以てす」と、先に動詞を読んで、「それは~によってね」といくわけですね。最後のものは、「猶」と同じパターンです。文末に関わる字もある程度ながめておかないと、書き下し文を選ぶような問題で苦戦しますね。疑問や詠嘆、呼びかけなど、さまざまな読みがありますね。置き字だと思っていますが、意外と1~3までで試験に出るのでしっかり覚えないといけません。特に3は、最上級で使われますよね。「莫大焉」で、「これより大なるは莫し」のパターン。 読み問題では3が多いですが、1・2も知っていないといけません。読めれば終わりですが、限定形でよく出てきます。疑問形については、すでに漢字の読みが重要だと説明しましたが、それをベースにその他の読みも確認しましょう。1・2をしっかり覚えて、4の動詞を確認しましょう。これもそんなに難しくないですね。一字でも1のように「いくばく」となるだけでなく、2の「こひねがふ」などもよく見ますので注意が必要です。ここからは、センターの問一を含めて、一般的な漢字で試験に出そうなものをまとめていきます。まだ整理しきれていない部分もありますが、ながめてください。読みとして提示できるものは提示しますが、音読みしか一般的でなくても、熟語として意味がある場合には、熟語とその日本語の意味を示しますので、参考にしてください。読みは「しゃす」ですが、意味は4つにわかれます。2の「かふ=かえる」がよく出ている印象です。3の「おしむ」が頻出で、愛惜をイメージできるようにしておきましょう。1・2と3はだいぶイメージが違います。これはどちらかというと、解釈に直結するので、重要です。1と2ですが、3もみかけます。1や4はともかくとして、2と3が危ないのでチェック。1の是非の「ぜ」を忘れがちなので注意。とにかく3ですね。よく見ます。とてもよくテストで見る漢字。1の死ぬ、2の終わる、3の「ついに」、4の「突然」、5の兵士、すべてが問われる可能性のある、出やすい漢字。これも1から4までどれも出るような気がします。4は、故人が友人になるというやつです。温故知新、ふるきをたずねてあたらしきをしる、です。1と3もよく出ていると思います。1が頻出。反対語は「長」ですね。2と4も覚えましょう。4の時に問われることが多いですが、1・2もよく見ます。5も覚えておきましょう。通り過ぎるのと立ち寄るのは違う印象がありますから。1と2が基本です。3と4もとはいえ、よく出ているように感じます。基本的には1の「もとより」ですね。まずは2の「むかふ」を覚えましょう。3ですね。養うと書けば、部首が消えただけです。2と3は読みは違いますが、意味は「肯定する」です。1ですね。お仕えする、ということです。2番目は、捨てるで、部首が消えています。1のイメージは宿泊です。宿ですから。熟語が出れば問題ないですね。1がよくでますね。同じような中でもさまざまな「中」があり、意味が微妙に異なります。まずは1を覚え、2をそれの派生形として頭にいれます。「直し」で「まっすぐである」という形容詞。「あたひ」となるのは、「値」で部首がないパターンですね。1と4がよく出ますが、2・3の動詞も覚えておく必要があります。1・2が希望とか希求とかですが、3と4も意味としてはありますよね。2と3がよく出ます。3は「倶に」の部首なしですね。1が基本ですが、2で読むパターンも確かに見ます。1がもっともよく出ます。4とか5も頭に入るといいですね。3がポイントですね。1が頻出です。その動詞形が2です。1は、漢字のイメージから想像ができます。3は古文でいうなら、「とし」。現代語なら「はやし」ですね。両方の可能性がある漢字ですね。熟語をイメージしておきましょう。2のように、音楽や女性などをふくめて「あそぶ」ことと、1のように、歩き回る、旅をする、説得して回る、というような意味があることにも注意しましょう。1は有名ですね。3は部首がついたらわかります。1が頻出ですが、2も覚えておきましょう。意外とセンター系のもので見る出題ですね。4の知事に注意しておきましょう。センターの問一で多く出る可能性がある、「この漢字と同じ意味で使われている熟語を選べ」というような問題は、基本的に、熟語そのものを、その一字と比べるとよいでしょう。もちろん、熟語そのものがその一字を表しているとは限らず、「読書」のように「書を読む」だとすれば、下が「書」であるか、ほかの単語であるかはなんでもよく、重要なのは「読む」だけになりますが、これでさえ、熟語としてみるからこそ、「読む」という行為に気付けるわけですね。したがって、こういう場合には、熟語そのものといれかえてみるのがいいわけです。一方、普通の読解問題や訳の問題で、こうした漢字に出会ってしまったら、この字を含む熟語を探すことが大事です。最後の「道」ではありませんが、「報道」という熟語をみたときに、「どうして道なのか」と疑問に思う心が重要なんですが、かりになんとか「報道」に気が付いたら、「報道」を動詞化するような読みをあてていく、というのが、漢文の読み方のコツです。そもそもが訓読みそのものがすべて当て字、適当な読みなわけですから。では、次回は、読みを揃えて、違う漢字を列挙する形でまとめます。