小学校受験 倍率 2019
小学校受験を考えるにあたり、まず気になるのが倍率です。倍率が10倍を超えるような「有名ブランド校」と呼ばれる学校がある一方で、倍率2倍程度でかつ評判もよい学校もたくさんあります。リストアップしてみたので志望校選択に役立ててください。 小学校受験の「お受験じょうほう」 お受験じょうほう ... 学校説明会レポート 2020年度入試(2019 年実施) 一覧. カテゴリー一覧ガイド関連All Aboutサービス・メディア 今回は、2019年度(平成31・令和元年度)公立小学校教員採用試験の都道府県別(自治体別)の倍率について、いくつかの視点でまとめてみました。受験先、特に併願先を考える際の参考にしてもらえたらと思います。目次近年、教員採用試験の倍率が低下していると言われています。特に小学校の倍率低下は凄まじく、2019年(平成30年)度の教員採用試験(小学校)の全国平均倍率は2.8倍だったと言われています。2017年の全国平均倍率が3.6倍なので2年で、0.8倍も低下したことになります。過去最高だった2000年の12.5倍に比べるとかなり低下したと言えます。基本的に、教員採用試験のような選抜試験において、「3倍以下」の倍率は、優秀な人材を選抜するが難しくなる「危険水域」と言われています。全国平均が危険水域を下回っていることから、その深刻さが分かります。しかし、自治体にとっての「危険水域」は、受験する側にとっては「大チャンス」です。なかなか合格を手にできず苦労されている方は、このチャンスを逃さずに合格を手にしたいところですね。 特に教員として働く自治体に拘りがないのであれば「できる限り低倍率の自治体で受験する」というのも、やり方として間違いではありません。そこで、公立小学校の教員採用試験の倍率を、自治体(都道府県)別にランキングにして比べてみることにします。ではまず、倍率の低い自治体トップ10を紹介します。8位が同率で6自治体ありましたので、12自治体をピックアップしました。倍率の低いランキング1位は「北海道」と「佐賀県」です。この2道県以外の顔ぶれをみても、東北地方や九州地方の自治体が目立ちます。トップ10は、何れの自治体も1倍台です。出願した受験生の中に当日欠席や受験辞退をする人がいることを考えると、実質倍率はこれらの数字よりもさらに低くなっていたことが考えられます。これらの自治体は、来年度の試験で余程のことが無い限りは低倍率のままに落ち着く可能性が考えられます。どうしても合格を勝ち取りたい方は縁もゆかりも無いところであっても受験を検討してみる価値はありそうですね。 とは言え、先ほど紹介した「危険水域」の3倍を切る自治体は他にもたくさんあります。以下のような自治体が2019年度の教員採用試験(小学校)の倍率が3倍を切りました。 では、逆に倍率の高い自治体をランキングで整理してみました。2019年度の公立小学校の教員採用試験で、最も倍率が高かった自治体は「高知県」でした。それ以外は「神戸市」「兵庫県」「奈良県」「大阪府」「堺市」と関西地方の自治体が目立ちます。とは言え、正しく選抜試験の性質が確保されると言われている「5倍」を超えているのは、わずか上位5府県市のみです。それでは最後に、全国の都道府県市別の倍率を一覧表でまとめたものをお見せします。探しやすいよう、北から順番に整理しています。ご自身が第一希望で考えている自治体、併願先で考えている自治体の倍率を確認してみてください。 今回、ご紹介しているデータは2019年に実施した教員採用試験に関する倍率なのですが、この記事をご覧の方の多くが2020年実施の教員採用試験の倍率はどうなるんだ?と思われているのではないでしょうか。私、だいぶつ的にはと思っています。むしろ、低倍率化が加速して、場合によっては1倍を切る「定員割れ」を起こす自治体が出てくることもありうる、と考えています。その理由としては以下の3点が挙げられます。特に、近年はSNSの普及で、マスコミからの発信が無くても教師のブラックな職場環境を感じ取ることができます。現場にいた者の立場で申し上げると「言うほどブラックでは無い」という意見を持っている一方で「自分が幸運にも周りの職員や環境に恵まれていた」という解釈もできるので、何とも言えません。 とは言え、私が大学を卒業した頃(2000年前後)に比べると、今の倍率は遥かに低く、合格しやすい状況にあることは間違いありません。たとえ、教師の仕事が「ブラック」だと言われたとしても、教師の仕事に魅力を感じている方にとっては今ほどその希望を叶えられる確率の高いチャンスはありません。むしろ、現在マスコミを中心に「教師の仕事はブラックだ!」と言われ、志願者が年々減り続ける中で、自治体も現場も変わりつつあります。むしろ、これから良くなっていくに違いないと考えれば、今の低倍率の状況は「大チャンス」と言えるでしょう。5年後6年後もこの状態が続くとは限りません。転職することが「アタリマエ」になりつつある現代。この低倍率のチャンスに入り込んで、まずは教職の経験を積んでみるのもアリだと思います。新卒の方はもちろん、転職や復職希望の方々も、ぜひ受験を検討してみてはいかがでしょうか。▼教員採用試験の自治体別年齢制限一覧などをご覧になりたい方はこちら。【教員採用試験】年齢制限なしの自治体一覧(2019)高年齢でも受験可なのはココ!教員採用試験…併願で確実に合格率をアップさせる「2つの工夫」教員採用試験対策で「何から始めるべきか」を合格者が経験を元にまとめてみた教員採用試験「個人面接・集団面接・集団討論」対策~入門マニュアル~教員採用試験・論作文の書き方~10のコツ&模範解答~教員採用試験「模擬授業」対策の基本~一発合格者による必読レポート~実技試験対策(小学校)入門編~実技試験とは?教採初心者必見の手引き書~教職教養の勉強法!教員採用試験一発合格者が語る対策のコツ~実践編~「小学校全科」勉強法のコツ教えます~傾向と対策など…合格までの道のりガイド~ ©Copyright2020 今回は東京都の国立小学校のそれぞれの学校情報であったり、志願倍率、学費や学区などをすべてご紹介していきます。そのため、東京都内にある国立小学校の情報を知りたい方や国立小学校の受験を検討している方は、ぜひ学校選びの参考にしてみてくださいね!