バイタルサイン 正常値 看護ルー

PR 『看護に生かす検査マニュアル』より転載。 高木 康 〈目次〉  (mmHg) 最高血圧と最低血圧の差を脈圧という。 血圧は血管の場所によって大きさが異なるが、普通は 血圧は主に心臓のポンプ力と血管の機能を反映しており、  Korotkow音が弱くて聴診法での測定が困難な場合には触診法で代用する。  ・血圧計 ・聴診器 マンシェットの幅は上腕周囲の40%(大人用で12〜13cm)がよい。マンシェットの幅が狭いと血圧は高くなり、広いと低く測定される。   本記事は株式会社 [出典] PR 高齢者の健康を維持するために必要なバイタルサイン。あなたはどの状態になったら危ないのか知っていますか?ここでは基本的なバイタルサインである体温、脈拍、呼吸、血圧の4点と目視で確認する高齢者のバイタルサインをご紹介します。

バイタルサインの詳しい記事をまとめました。こちらも参考に。「バイタル」を測ることは看護の基本となります。学生の時にもしっかりと学習したバイタルサインですが、今一度バイタルサインについて復習をしてみると新たな発見があるかもしれません。今回はバイタルサインの基準値、略語などを紹介します。バイタルサインとは「生命徴候」のことで、人が生きていることを示す証となるものです。臨床ではバイタルサインは通常、血圧、脈拍、体温を測定しますが、本来はそれに呼吸数、意識レベルを加えた5項目となります。血圧は血管内の血液が示す圧力をいいます。血圧は英語でblood pressureですので、「BP」と略されます。血圧は心臓から送り出される血液量である心拍出量と血管の固さである総末梢抵抗によって決まります。血圧の異常がある場合、心拍出量と総末梢抵抗のいずれかもしくは両方に異常があるということになります。日本高血圧学会が示す高血圧の基準値は140/90mmHgです。ちなみに日本人間ドック学会は147/97mmHgまでを正常とするという発表をして話題となりましたが、日本高血圧学会の基準値を採用している施設が多いようです。病院・施設では血圧が低い場合も緊急を要することがあります。なんらかの原因でショック状態となったときは、血圧が下がります。ショック時の血圧としては収縮期血圧が90~80mmHg以下となったときを指すことが多いですが、普段から血圧が高い人の場合はそれよりも高い値でもショック状態となっていることがあります。普段の血圧よりも40~50mmHg以上低い場合は注意が必要です。脈拍は血液が拍出されるときに、潜在性の動脈に触れて感ずる波動のことをいい、1分回に拍動する回数で示されます。脈拍は英語でPulse(ドイツ語ではpuls)ですので、「P」と略されます。カタカナではドイツ語にならって「プルス」と呼ぶ場合も多いです。脈拍は電子血圧計やパルスオキシメーターで自動測定されますが、正しく計測するには1分間実測で測ることが望ましいです。特に不整脈や欠滞がある場合は実測の必要があります。脈拍は年齢によって基準値が異なります。臨床では体温は腋下で測定することが多いです。体温の略語はKT、もしくはBTと記されます。BTは英語のbody temperature、KTはドイツ語のKorpertemperaturの略です。日本人の平均体温は36.6℃で、新生児の場合は37.0~37.2℃くらいです。高齢者で平熱が低く、小児では高い傾向にあります。感染症法では37.5℃以上を発熱、38℃以上を高熱として定めています。体温については個人差がありますので、平熱からアセスメントすることが大切になります。安静時の1分間の呼吸回数を計測します。呼吸数は英語でrespiratory rateですので「R」もしくは「RR」と略されます。呼吸数は環境や意識によって左右されますので、患者さんに気づかれないように測定することがポイントになります。呼吸音を聞きながら測定する、他のことをしているように見せかけて胸郭の動きから測定するなどの方法があります。このときに、呼吸様式、努力呼吸の有無などもあわせて観察します。呼吸数の基準値は成人で15~20回/分です。意識レベルに問題がない場合は、カルテに記載することも少ないですが、意識レベルに問題がある場合は必須の項目になります。意識レベルの評価の代表的なものにはジャパン・コーマ・スケール(JCS)とグラスゴー・コーマ・スケール(GCS)があります。JCSは日本で主に使われ、「刺激しなくても覚醒している状態(Ⅰ)」「刺激すると覚醒している状態(Ⅱ)」「刺激しなくても覚醒しない状態(Ⅲ)」に分かれ、数字が大きくなるほど重症になります。緊急時は「レベルⅢケタです」といった報告で、概ねのレベル状態を把握することができます。GCSは「E(eye opening開眼)」「V(best verbal resoinse 最良言語反応)」「M(best motor resuponse 最良運動反応)をそれぞれ評価し、数字が大きくなる方が意識レベルが低くなり、それぞれの項目をE2V2M4のように表記します。日本ではGCSは脳外科疾患患者さんの経時的な評価として使われることが多いようです。いかがでしたか?バイタルサインは異常を発見するきっかけとなるものです。基準値から外れたときに、何がその原因となっているのかと考えることが大切です。また、最近では電子血圧計の使用により、患者さんの肌に直接触れなくても測定できるようになりました。しかし、患者さんに直接触れることでわかることもたくさんありますので、わたしはなるべく患者さんに手を当てるようにしています。「手当て」という言葉もあるように、私たち看護師の手は患者さんを看る大切な道具のひとつなのではないでしょうか。Copyright © 『本当に大切なことが1冊でわかる循環器』より転載。 〈目次〉一般的には75歳以上の後期高血圧が慢性的に持続すると、さまざまな臓器障害を引き起こします(高血圧症は、それ自体では自覚症状はありませんが、慢性的に持続することで、高血圧症はまず、生活習慣を見直すことが大切です。また、処方された薬を欠かさず飲んでもらうことも重要です。降圧薬にはさまざまな種類があるため、どんな薬がどのような作用で血圧を下げるのか、おさえておきましょう。患者さんの生活スタイルを知り、生活習慣の改善や高血圧が持続すると、血管障害や左室肥大を起こし、さまざまな臓器障害を引き起こすリスクが高くなります。高血圧には2種類あり、原因不明の高血圧を文献本連載は株式会社書籍「本当に大切なことが1冊でわかる 循環器」のより詳しい特徴、おすすめポイントは  [出典] 呼吸とは、生命活動� SNSシェアシフト管理&共有アンケートや座談会・取材にご協力いただける看護師さん、大募集中です!応募方法はそれぞれ最新情報check! 患者さん個々によって正常値は異なる! 教科書や文献では一般的な正常数値が書かれていますよね。それはそれで覚えておいて問題ないです。 でも、例えば、基礎疾患(脳外・循環器など)で病名によっては、一般的に言われている正常の数値が正しい。というとそうではない事があります。