ハイロウズ 日曜日 よりの使者 アルバム
バナナボートに銀の月 12. SHAREスズキサトシ( ブルーハーツとして一時代を築いたヒロトとマーシー。 ベース河ちゃんの宗教問題などもあり、結局ブルーハーツは解散。 ブルーハーツの場合は、ヒロトとマーシーが一緒になって始めた形でしたが、ハイロウズは完全なマーシー主導。 ハイロウズの特徴と言えば、なんと言っても「メッセージ性を極端に無視した楽曲群」と「白井さんのキーボードサウンド」でしょう。 ブルーハーツ時もサポートでキーボードは弾いてたものの、サポートというのもあり、過度な主張はせずあくまで支えるプレーでした。 ではそんな勢い有り余るハイロウズの、ファーストアルバムについて紹介していきましょう!作詞・作曲/真島昌利 2ndシングルともなった、マーシー作の一曲。 そしてこれでもかというほどの、単調な歌詞の曲を最初に持ってくるあたり、俺たちはこのスタイルでやっていくんだという、意思表示とも取れますね。 今までありがとう と高らかに叫ぶこの曲は、「ブルーハーツの終わり」そして「ハイロウズの始まり」を感じずにはいられませんね。作詞・作曲/真島昌利 例のごとく意味が無い曲ですが、非常にアドリブ性の高い楽曲で、ライブではハイロウズの圧倒的な演奏力を見せつけられます。 ドラムとキーボードだけで最初は始まりますが、途中からヒロトのハーモニカも含め、全ての楽器が入って来るのですが、そのカッコよさといったらもう言葉にできません。 この曲はハイロウズのラストライブでも演奏されているのですが、既に白井さんは脱退しているため、キーボードが無い状態で演奏しています。作詞・作曲/甲本ヒロト ハイロウズのデビューシングル。 ルールと言うより、マーシーが決めたものと雑誌で読んだ記憶がありますが、うろ覚えです。 改めて歌詞を見ると、ブルーハーツとのふり幅の大きさがすざまじいですね。 ファンが最後に耳にしたヒロトの曲と言えば、ブルーハーツのラストアルバム『PAN』に収録されているヒューストンズ時代の曲。作詞・作曲/甲本ヒロト 基本的にマーシー派の僕ですが、同アルバムに関しては圧倒的にヒロト曲の方が気に入ってます。 産まれ方? twistin! ビッグ・マシン 11. menu. そもそも「日曜日よりの使者」というワードセンスが抜群であり、こんな言葉を産み出せるのはヒロトだけだと思うばかりです。 「【アルバムレビュー】the high-lows/the high-lows」まとめ . もくじ ついにハイロウズのアルバムレビューに進みます。ブルーハーツはこちら!クロマニヨンズはこちら!ハイロウズを書いていくにあたり、タイトルの矢印をどうするか悩みましたが、やっぱり無いとだめですね!ってことで、最初のアルバム「   作詞・作曲:マーシー まさかバンドとして最初の曲がグッドバイとは。ハイロウズはやってくれますね!ブルーハーツからクロマニヨンズまで通して、別れの曲はあまりないんですよね。「見送り」とか「悲しいうわさ」とか。この曲はぎりぎり送別会で上司に向けて歌っても失礼に当たらない歌だと思っています。僕は。「もうこれで お別れですよ!」の前にしっかりと「今までありがとう 本当にありがとう」と言ってますからね。別れも楽しく歌い上げるのがハイロウズです。   作詞・作曲:マーシー 歌詞はかなり少ない曲ですが、ライブではよく演奏されていたみたいです。ライブでは間奏がどんどん長くなり、15分以上かけて演奏したこともあるそうな。笑ハーモニカもギターもドラムもベースもピアノもかっこいい曲です。ハイロウズらしいかっこいい曲です。   作詞・作曲:ヒロト シングルはこの曲から始まったので正確にはハイロウズのスタートはこの曲でした。ハイロウズらしい本当にかっこいい曲です。南極から北極まで ジャングルからツンドラまで マンハッタンより安い「なんか食わせろ なんか食わせろ なんか食わせろ こんなもんじゃねぇ」食事時にピッタリの曲ですね。ギターを演奏するには「ワウペダル」というものが必要になります。これがあれば前奏や間奏の「ワウワウワウワウ」という音が出せるらしいです。   作詞・作曲:ヒロト みなさんはどれくらい音楽を聴いていますか。僕はほぼ常に聴いています。家の中ではレコードを聴き、外出するときにはイヤホンをつけています。仕事中はさすがに聴いていませんが、昼休みにはまた聴きます。「靴履くとき ドアを開けるとき」生き方を選ぶことが出来るのがBGMだと。結構本気で思っています。ちなみに、ロンドンBBC 沖縄FENとはラジオ局の名称です。イギリスのBBCは聞いたことがあるかと思いますが、沖縄のFENは初耳でした。調べてみるとFENは今はAFNになっているようですね。  作詞・作曲:マーシー これは自由自由から来てると僕は思っています。「やりたいことばかり 自由は溢れてる」の歌詞のままですね。「昨日はお金を燃やした 燃えるのが見たかったから」自由とかいうレベルじゃないですね。笑   作詞・作曲:ヒロト ブルーハーツの頃にはなかった雰囲気の曲です。ツイストはエルビスプレスリーを思い浮かべたときにセットで出てくると思います。こんなやつです。ライブで聴けたら本当に楽しかっただろうなぁと思います。   作詞・作曲:マーシー ローリングストーンズの「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」丸出しの曲ですね。マーシーはストーンズが好きです。2019年、ローリングストーンズ展が開催されていますが、二人はコメントを寄せています。マーシーのコメントに「ザ・ローリングストーンズを見るということはロックンロールを目撃するということだ」とあります。マーシーの中ではローリングストーンズ=ロックンロールなのですね。「この馬鹿をちょっと見てみろ 俺は楽しけりゃいいんだ」楽しけりゃいい。ってのは本当にこの2人を見てると感じます。   作詞・作曲:マーシー この曲でも「ステレオ」という言葉が出てきます。平成生まれの僕にはなじみのないものです。ブルーハーツのラブレターでも出てきます。簡単に言うと音を出すセットのことですね。「これにつきます。なまけるってそういうことですね。楽しいことは頑張る。やりたいことは頑張る。でも、やりたくないことはやらない。だらだらしてるだけではだめなのです。まあだらだらしたい人はだらだらするのがやりたいことなのかもしれませんが。   作詞・作曲:ヒロト 野蛮。バ。 ヤバンバってなんでしょうね。「うるせえばばあ くそばばあ うるせえばばあ くそじじい」という歌詞を考えると「やまんば」とかけてるのかもしれません。「表彰台には 地雷を仕込め エルの染み込んだ賞状渡せ」のエルとはLSDという薬物を指すんだと思います。ヒロトにしては恐ろしい歌詞ですね。   作詞・作曲:ヒロト 完全に下ネタです。バイクとエロが好きなヒロトからするとこんな曲を作るのはお手の物なんでしょう。「きゅうりとサクランボ」これで確定ですね。「オイルとガソリンと空気が燃えちゃった」というのはエンジンの中のピストンを連想しますね。歌詞に出てくるデルタブルースとは初期のブルースミュージックを指すそうです。そして、それが始まったのがミシシッピ川流域。これで歌詞の意味が繋がりましたね!   作詞・作曲:マーシー なぜかずっと月の湖にバナナボートが浮かんでいるのを想像しながら聴いていましたが、バナナボートに銀の月な訳で、銀の月にバナナボートではないんですねえ。歌詞からもわかる通り、バナナボートと銀の月という意味のタイトルですね。ちなみに歌詞では「バナナボートに銀の月 そして君がいてくれれば」となっています。「おかんと僕と時々おとん」みたいな感じですね。違いますね。すみません。ちなみにボーカルはマーシーです。つまりハーモニカがかっこいい曲です。ちなみにハーモニカのことをブルースハープと呼ぶ方がいますが、ブルースハープは商品名なのです。ギターのことをレスポールと呼んでいるようなものです。恥ずかしいのでやめましょうね。   作詞・作曲:ヒロト これが一番有名な曲ですね。松本人志さんのことを歌った曲だと言われていますが、僕はあまり信じていません。笑と言われています。が、僕はあまり信じていません。まぁブルーハーツの解散など、いろいろ悩んだ時期だったかもしれませんが、自殺は考えないでしょう。  ブルーハーツとは一気に変わった感がありますね。ブルーハーツの頃はそこそこ売れそうな曲を作っていたのが、ハイロウズになってやりたいことを100%やれるようになってきたような、そんな感じがします。それはクロマニヨンズで更に色濃くなっているわけですが。どんどんかっちょよくなっていくこの2人から、目が離せませんね!  続きはこちら!