デジタルコンテンツ 販売 asp
2008年 同子会社 GMOデジタルコンテンツ流通株式会社 取締役 ※約9年間、大規模Webシステム受託開発事業、デジタルコンテンツ販売ASP事業に従事 2009年4月 キイロ株式会社設立 代表取締役(現任) フリュー株式会社 社外取締役(現任) 2017 All Rights Reserved. イラスト・デザイン・写真・音楽などの作品や素材を制作しているクリエーターは、自作のデジタルコンテンツをWeb上で販売することで副業収入が得られる可能性があります。一般の会社員や主婦でも何らかのスキルやノウハウを持っていれば、情報をコンテンツに変えて販売することが可能です。WordPressプラグインを使って販売サイトを自作するやり方もありますが、ネットショップ作成サービスを利用すればもっと手軽にサイトを作れます。クリエーターやライターの副業としても注目を集めているネットショップ作成サービスの仕組みについて、メリットとデメリットを含めた基本情報を整理してみました。初期費用なしでコンテンツ販売できる人気の2大サービス、BASEとStores.jpの違いについても解説します。個人でネットショップを開業して稼ぐ副業については、以前も当ブログで紹介しました。この記事で紹介した3種類の開業方法のうち、WordPressプラグインを使うやり方は中上級者向けの方法です。ASPカートとも呼ばれる作成サービスを使えば、HTMLやWordPressの知識がなくてもネットショップを作ることができます。デジタルコンテンツの種類によっては、noteやAmazon Kindleなどのプラットフォームでも販売は可能です。とは言えそれらのプラットフォームはショッピングモールに入居しているテナントのようなもので、どうしてもライバルに埋もれがちになってしまいます。ASPカートを使えばインターネット空間に自分だけの独立した店を開けるため、専門店の開業と同様の感覚で自作コンテンツの販売が実現されるのです。WordPressプラグインを使う方法だと、サーバーとの契約に初期費用や月額料金が必要です。BASEやStores.jpといったASPカートは初期費用ゼロで始めることが可能で、作品が売れた場合に売上から一定の手数料が引かれるだけで済みます。自分でネットショップを開業して商品を販売するには、代金の決済を行うショッピングカートシステムの導入が欠かせません。ASPカートは販売サイト作成と決済システムがセットになっており、商品を発送する代わり購入者にダウンロードの権利を与えることで販売される仕組みです。WordPressプラグインを使ったネットショップ自作はデザインの自由度が高い反面、ある程度の知識も必要で初心者には敷居の高いやり方です。ASPカートを使えば特別な知識も不要で、あらかじめ用意されたパーツを組み合わせるだけで見栄えの良いネットショップが出来上がります。そうしたメリットの一方で、ASPカートを利用して作った販売サイトは集客力に強くない点はデメリットです。ショッピングモールに加入するのと違ってゼロから店舗を作り上げる方法だけに、同じ弱点はWordPressプラグインを使ったやり方でも避けられません。どちらの作成方法でもコンテンツ販売で実際に収入を得るには、検索エンジン対策やSNSを活用した宣伝など集客のための工夫が欠かせないのです。2005年にサービスを開始したカラーミーショップは数あるASPカートの中でも老舗と言える存在で、デジタルコンテンツの販売にも対応しています。カラーミーショップを運営するGMOペパボ株式会社はハンドメイドマーケットのminneやレンタルサーバーのロリポップ!など、さまざまなインターネット関連サービスで知られる企業です。カラーミーショップには30日間の無料体験は用意されていますが、お試し期間が終了するとレギュラープランで3,000円、ラージプランは7,223円の月額がかかります。この他にも新規契約時に3,000円の初期費用も必要ですので、まったくの無料でネットショップが開業できるというわけではありません。もっと低リスクでネットショップを開業したいという人には、初期費用・月額料金ともに無料で利用できるBASEとStores.jpがおすすめです。ともに2012年のサービス開始でカラーミーショップよりは後発ですが、デジタルコンテンツが販売可能なASPカートとして人気を二分しています。無料でネットショップが作れるサービスのBASEは物販にも多く利用されていますが、拡張アプリをインストールすることでデジタルコンテンツが販売できるようになります。アップロードできるファイルは1KB以上1GB以内となっており、よほど大容量の動画でもない限りたいていのデジタルコンテンツは販売が可能です。BASEでは作品が購入されると、売上の3.6%+40円が「かんたん決済手数料」として引かれます。その上でサービス利用料3%も売上から引かれるため、実質的な粗利率は93.4%になる計算です。以上の手数料や利用料を引いた売上金を指定口座に入金する際には、250円の振込手数料がかかります。ショッピングカートシステムとしてのBASEにはさまざまな決済方法が用意されていますが、デジタルコンテンツの場合は決済方法がクレジットカード決済だけです。決済手段が限られる点はStores.jpと比較した場合のデメリットとは言え、クレジットカード決済を導入するのに審査が必要ないという点はメリットに数えられます。Stores.jpには月額料金0円のフリープランと、月額1,980円のスタンダードプランがあります。無料でネットショップが作れるフリープランの場合、5%の決済手数料が売上から引かれる仕組みです。Stores.jpの方がBASEよりもランニングコストが若干安く済む上に、決済方法もクレジットカード決済だけでなくコンビニ決済やPayPal決済・楽天ペイが選択できます。Stores.jpでも一度にアップロードできるファイルは1GBまでに制限されてますが、容量制限がある点ではBASEも同じです。購入者の利便性という観点から見ると、Stores.jpはBASEと違ってデジタルコンテンツの購入時に住所の入力が不要という点も見逃せません。入力する項目が少ないほど購入手続きが簡単になるため、コンテンツ販売で稼ぐのに有利となってきます。以上のようなサービスを利用してネットショップを開業しても、自作のデジタルコンテンツが必ず売れるとは限りません。実際に収入が得られるかどうかは集客力にも大きく左右されるだけに、売るためのノウハウが必要な点では物販を扱うネットショップ運営の副業と共通する部分もあります。とは言えデジタルコンテンツは物販と違って在庫を抱えるリスクがなく、BASEやStores.jpなどのサービスを使えば初期費用もかかりません。検索エンジンで上位表示がなかなか難しい場合でも、SNSを効果的に活用すれば集客できる可能性はあります。お金を払ってでもダウンロードしたいと思わせるほど価値ある作品を次々と生み出せる人にとって、ネットショップは副業の新たな可能性を引き拓く手段となり得るのです。失業と転職を繰り返してお金に苦労した経験をバネに、働き方とお金の稼ぎ方を研究してきたWebライターです。これまでの研究成果を出し惜しみせずに発信していきます。失業と転職を繰り返してお金に苦労した経験をバネに、働き方とお金の稼ぎ方を研究してきたWebライターです。これまでの研究成果を出し惜しみせずに発信していきます。 今時店長皆さんこんにちは、今時店長です。 今回は、パソコンなどで作成したデジタルコンテンツのダウロード販売の手段と、実際に販売するためのコツなどをご紹介します。 こんな方におすすめの記事 音 … カグア! , デジタルコンテンツ販売とは? デジタルコンテンツ販売はその名の通り、電子データを販売することです。動画や音声、テキストデータですね。 セミナーや講義の動画と音声を販売したり、pdf化したマニュアルを販売したりと商品の形態は様々。 毎日更新!生活に役立つレビューブログ こんにちは、電子書籍大好き調べますと、ベイスなどいくつかカートが見つかりましたので、かなり個人的なチェック項目ですが、機能比較してみました。この記事の目次無料で個人でダウンロード販売をはじめられるカートを探しました。自作の電子書籍やイラスト、音源や動画など、さまざまなデジタルコンテンツを自分でダウンロード販売のストアを作り、販売することが可能になってきました。以下が、無料ではじめられるダウンロード販売に対応しているショッピングカート(Webサービス)です。有料パーツや有料プランなどもありますが、完全無料でも運用が可能でスマホにも対応という点がうけています。なおいずれも、特商法の義務として、販売社名は明かさなくてはならないところご注意ください。著名エンジニアであるえふしん氏がCTOを務める無料ショッピングカートASP。無料ながら強力な機能と商品登録数無制限が人気です。ZOZOTOWNのスタートトゥデイが母体であるストアーズジェイピー。販売ノウハウがつまったカートやデザイン性などが魅力です。なんと最近、管理画面でLINEと連携できる機能を実装しました。イラストSNS大手のピクシブが運営しています。イラストをTシャツやマグカップなどオリジナル商品にして販売できるなど商材の拡張性が人気です。なお、本格的なウェブショップということで、無料ではないものの1社掲げておきます。ネットショップのカートASPとして老舗のカラーミー。おそらく機能は一番充実していますが、月額料金や学習コストなどは覚悟しておく必要はあります。今回は無料からはじめられる最初の3つのカートの機能を比較します。独自のダウンロード販売ストアを持つことにはメリットがあります。これが一番大きいですよね。たとえば独自ドメインを割り振るなど出来ますし、プラットフォームなどで手数料が変更されるなど、振り回されるリスクは少ないはずです。ストアによっては購入者にメルマガが送信できます。顧客リストとして自分の資産になります。プラットフォームですと、購入者管理には限界があります。いっぽうでダウンロード販売ストアを持てたとしても、無料カートなどですと、それはそのサービサーの思惑があるわけです。可能性としては、ある日突然サービスを辞めました、となっても文句は言えないかもしれません。WordPressなどでもダウンロード販売プラグインはあります。しかし、今やサーバーへのアタックは当たり前の時代。顧客情報のセキュリティまで考えながらコンテンツ制作をしていくのは、ちょっとキツイかと思います。ダウンロード販売可能なショッピングカートASPの機能の比較を以下に示します。ファイルサイズ上限など、概ね似ているところもあるのですが、とくに違いのある点をピックアップしてまとめました。無料でもっとも機能が充実しているのは、BASEと言えそうです。APPを追加しますと、かなり強力な販売機能が実現できます。いっぽうで、0円商品が販売できないなど、決済システム企業の戦略をどう捉えるかというところかとは思いました。ダウンロード商品で住所入力をさせるのは、ユーザーには抵抗が出てしまうかと。ファイル形式やファイルサイズの上限などは、もうかなり緩和されているのですよね。そして作るのも、どのストアも本当に簡単。技術の進歩、凄い。勿論、無料カートにそこまで求めるのか、というとたしかに厳しいとは言えるでしょう。ですから現状では、以下のように住み分けがされるのかなと思います。ピクシブは非常にコアなユーザーのいるSNSです。そことの親和性を考えますと、買いやすいBOOTHは非常に強力なダウンロード販売ストアになりそうです。URLがすっきりしていなくとも、SNSや広告予算があるショップであれば気にならないでしょう。カートとして買いやすい機能を備えているSTORESは非常に便利かと思います。無料でありながら商品登録数が無制限など、非常に強力な機能をそなえるBASE。0円販売は出来ない、フォームは住所が必須。これらが気にならない方には最適な選択肢かと思います。ダウンロード販売もとても身近になってきましたが、ぜひ皆さんの気に入るストアになるよう吟味の参考にしていただければと思います。わたしも作ってみました。サンプルとしてご確認ください。>>実際に商品登録したコンテンツをダウンロード購入してみますと、総合的に購入ステップ数の少ないのはSTORESでした。無料商品の販売ができる、ただ、STORESは購入時に「□ショップからの情報を受け取る」などのチェックがなくとも、ユーザーにメルマガを送信可能。そして、メルマガ送信は予約配信ができません。許諾を意識していないメアドにいきなり一斉送信というのは、さすがに出来ませんから、気軽に買えるといいましても、リテンション対策には一工夫は必要なようです。なお、STORESでは、無料購入のユーザーも販売管理画面で、顧客リストが見られる点は販売者には嬉しいと思います。SEOに強いという表現は適切ではありませんが、URLの正規化という点で見ますとBASEが強いように感じます。こちらのストアを御覧ください。いわゆるストアの重要なページが?などパラメーター付きのURLではなく、コンパクトなURLとして生成されます。トップページ https://kaerushop.thebase.in/そして、無料ながら商品登録数は無制限、ブログも無料で使えます。いわゆるロングテールを考えた時に、非常に運用がしやすい構造になっています。これで、独自ドメイン運用をしますと、非常にインデックスされやすいURL群ができるのではないでしょうか。さて、自分でストアを持つまででもない、という方はプラットフォームでダウンロード販売するという手段もあります。すでにダウンロード販売の実績がある集客力をもつプラットフォームを使うのも手です。iTunesやGoogle Play などで販売手数料が約30%あたり、という相場からしますとほんといろいろですね。ただ、Amazonであっても集客は自分で行いませんと、なかなか売れないとは思います。そこまで甘くはありません。電子書籍ならばAmazonキンドル。Kindleのみ出荷だと販売手数料30%ですが、Kindleアンリミテッドが必須。定価の横に大きくアンリミなら0円と表示。Amazon以外の電子書籍ストアにも出荷できる。ジャンルによってはKADOKAWAなど、他ストアのほうが売れることも。オールアバウトの子会社であるDLマーケット。決済や規模など安心感。販売手数料は条件によって異なりますが、おおむね30%。どこまでダウンロード販売とするのか、というのはありますが。手数料はだいたい15%くらい。SNSなどで拡散して販促できれば、購入は本当に簡単。手数料は価格によってことなりますが購入者持ちで15%程度。身近になってきたダウンロード販売。みなさんは、どの販路を構築しますか。今後機能アップがあれば本記事に追記していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。お疲れ様でした。個人でダウンロード販売できるサイトは他にもあります。おすすめ。STEAMが有名ですが、個人で販売できるとなると他にも。音楽はダウンロード販売が先行していましたよね。機能面では非常に強力。イラスト販売ならば、いわゆる素材集サイトで販売するというのも手です。WordPressでもダンロード販売のプラグインがあります。さまざまなツールがあります。英語版のダウンロードにも注意。ダウンロード販売は、個人がプロダクトを世の中に出せる、魅力的な販路です。スマホが普及していくなかで、これらの販路はさらに拡大が見込まれると思いますので、みなさんもダウンロード販売を検討してみてはいかがでしょうか。おすすめですよ。 Copyright©