勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし 元ネタ
とは 「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」の言葉は後者の『剣談』に記されています。 さすがに『常静止剣談』の入手は困難ですが、剣談を含む著名な兵法書・剣術書から名言を抜粋・紹介した書籍「武道秘伝書」は現在も入手可能。 勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし 「 予曰く、勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。 問ふ、 如何なれば不思議の勝ちと云う。 曰く、 道に遵い術を守るときは其の心必ずしも勇ならざると雖ども勝ちを得。 なぜ物件によって売れる販売方法が違うのか? 「勝ちに不思議の勝ちあり、 負けに不思議の負けなし」野球の野村元監督がよく使う松浦静山の剣術書「剣談」の一節です。 江戸時代中・後期の肥前国平戸藩の藩主、剣術の達人だった松浦静山は、「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」といいました。 この言葉は、日本ではプロ野球の野村克也の名言としてしられていますが。 今回の都知事選に関しては、まさにこの言葉がぴったりです。 そんな左脳の栄養源となる理論や仕組みを紹介します。 2017.05.14. タイトルの言葉は、江戸時代の大名で、心形刀流剣術の達人でもあった松浦清(1760年 - 1841年)が残した言葉です。静山は19歳で肥前国平戸藩の第9代藩主になりました。心形刀流の印可(精進した弟子に師が力量の証明を与えること)を受けたのは26歳のとき。その後、27歳の若さで隠居。以後は武芸と学問の精進を続け、278巻に及ぶ随筆集『甲子夜話』を残します。心形刀流の心技を解説した剣術書は『剣攷』と『常静止剣談』の2つ。さすがに『常静止剣談』の入手は困難ですが、剣談を含む著名な兵法書・剣術書から名言を抜粋・紹介した書籍「武道秘伝書」は現在も入手可能。ちなみに『常静止剣談』の名は、文学者の吉丸一昌が大正4年に『武術双書』を編む際、無題の古写本に仮に名づけたもの。「武道秘伝書」の編者、吉田豊さんは、当時「常静止」が松浦静山であることが知られていなかったとみています。吉田豊さんは、静山の言葉を次の様に解説していました。「勝負の世界には、とかく非科学的な精神力万能主義が入り込みやすい。静山のことばはこうした傾向に対する頂門の一針となろう」ビジネスパーソンの間では、『孫子』や『五輪書』といった兵法書から、著者の思想・哲学などを学び、ビジネス戦略に応用したり、ロジカル思考の鍛錬に生かすことがあります。「勝負の世界」という点で、通じるものがあるからでしょう。今回紹介した松浦静山の言葉も、ビジネスの現場で注目される言葉の1つです。勝利を得たいなら、気力に左右されないほどの技術を身につける(だけの学びや努力を常日頃から続けておく)静山の言葉からは、そんなメッセージが伝わっってきます。クリエイターの仕事は、ビジネス上の勝負だけで語れるものではありません。しかし、個性とか感性を言い訳にして学びや努力を怠ったり、上手くいかなかったことを運のせいで済ませないよう、静山のこの言葉を心に留めておく必要はあるでしょう。勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。『武道秘伝書』では、松浦静山を含む6名の名言を紹介しています。「兵法家伝書」柳生新陰流 柳生但馬守宗矩機会があったら、他の名言も紹介していきますね。 気に入っていただけたら「スキ」やSNSでのシェアをお願いします。分析や解析を得意とし、論理的思考を行う左脳。 推薦図書 不動産マーケティング. “勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし”これは、先日お亡くなりになった元プロ野球選手で南海・ヤクルト・阪神・楽天の監督を歴任された昭和の大打者・平成の名監督である野村克也氏の座右の銘として有名な言葉ですよね。元々は、江戸時代の肥前 江戸時代中・後期の肥前国平戸藩の藩主、剣術の達人だった松浦静山は、「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」といいました。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。