DOD3 アコール いらない

dod3におけるゴーリキーそれがアコール 28 : 名無したんはエロカワイイ :2014/02/02(日) 15:41:47.23 ID:fahFxBcU0 反省会スレでベルセルクのシールケポジとか言われてたけどスタッフが萌えてゴリ押ししてるって言うならそうかもなw でもdod3でのアコールは、「その世界観を説明するのに必要ではない」でした。 別に世界が分岐することに理由なんていらないんですよ。 別に世界の出来事を記録する奴らがいるなんて設定、いらないんで …

文: 好評発売中のPS3用アクションRPG 今回は、そんな本作の開発を統括する柴貴正プロデューサーを直撃! 今だからこそ語れる開発秘話から、プロモーション戦略の狙い、クリエイティブ・ディレクターのヨコオタロウ氏との唯一無二な関係性について語ってもらった。なかには柴氏からヨコオ氏への愛あふれるエピソードも!? 『dod3』のみならず、『1』や『2』のプロデュースも担当してきた柴貴正さんへのインタビューを掲載。開発者であるヨコオタロウさんへの熱い思いも激白! アコールって何者?神の仲間? 結局こいつの目的は何? 「基本的に介入禁止」って言ってる割には干渉多くない? なんで観測なんかしてるの? ルートの封鎖って何? 人類を救いたければ、花が生まれる世界 … シリーズファンは必読の内容だ。 “好き”の反対は“嫌い”じゃなくて、無視や無関心だと思うので。“ここがダメ”と指摘してくださるということは、それだけ作品を愛してくれているからだと思うんですよ。いただいたご意見を真摯に受け止め、今後の課題にしたいと思います。 あとは、“ゲームとして『DOD』らしくない”という意見もありましたね。クリエイティブ・ディレクターは『DOD1』を開発したヨコオタロウさんですし、キャラクターデザイナーは藤坂公彦さん、そしてプロデューサーは僕と、オリジナルメンバーがかかわって作っているのに、そういう意見が届くというのは、それだけ熱烈なファンが多い証拠なのかな、と思います。 ただ、“ユーザーさんの想像のナナメ上を行くものを作る”というのが、『DOD』シリーズのコンセプトであり、ヨコオさんのスタンスだとも思うんです。そういう意味では、狙い通りといえるのかもしれません。 ただ、これは僕の持論ですが、アクションゲームとしての性質上、簡単すぎるのはつまらないと思うんですよね。ですから、ある程度歯ごたえがあるレベルに仕上げたいとは、最初から考えていました。とはいえ、難易度が高すぎると“ストーリーの続きを見たいのに、アクションが難しくて挫折する”という方もでてきてしまいますし……。このへんの難易度調整は、今後の大きな課題の1つだと考えています。 たしかに、最近のゲームにしては難易度が高めかもしれませんが、僕らが小中学生のころに遊んでいたゲームって、それこそ理不尽に感じるほど難しいゲームもたくさんあったと思うんです。それをクリアするというのが、ゲーマーにとっての1つのアイデンティティだった部分はあったじゃないですか。 ですが、そういった傾向から逃げずに、正面からぶつかってみたかったという思いがありました。“ニワトリとタマゴのどちらが先か”という話ではありませんが、据え置き用ハードでソフトを出さなくなれば、当然ユーザーさんはいなくなりますし、ユーザーさんがプレイしてくれなければ、据え置き用ハードのソフトも出なくなるわけです。現在の状況は、そういった負の連鎖におちいりかけていると思うので、少なくとも僕は、そこに一矢報いたかったという思いはありましたね。 売上的な結果がよくても悪くても、『DOD3』のような据え置きハード用のソフトを出すことで、ユーザーの皆さんとコミュニケーションを取っていくということは、今後も続けていくべき大切なことだと思っています。 正直、ヨコオさん自身もやりたいことをすべてやり切れたとは思っていないでしょうが、それでも、ある程度は自由にやってもらえたのではないかと思っています。ヨコオさんの色が前に出る作品を作らないと、『DOD3』という作品を出す意味がないと思っていたので。 『DOD』では、これまでも表現のギリギリのラインまで踏み込んできましたし、逆にギリギリじゃなくなってしまったら、作っている僕たちの存在感も薄くなってしまいます。プロデューサーとしては、こういった部分を許容し、周囲からの批判の矢面に立つことで、スタッフ一同がその先にあるものへ挑戦できるのなら、それでいいのかなと考えています。 たとえばウタウタイの設定についても、ちょっとおかしいじゃないですか。あんなに美人ばかりなのに、総じて性的に奔放だなんて、ゲームではなかなか見られない設定です。でも、彼女たちがそうである理由も、ちゃんと考えてあるという。そういう部分がおもしろいなと感じています。 あとは話していて、僕がいいと感じるものを、彼はダメだと感じることが多いのも、一緒に仕事をしていて楽しい部分ですね。自分が気づかない部分に、彼が気づいてくれるということでもありますから、こういう価値観の違いも大切だな、と。 いや、僕の片思いかもしれませんけど……。今後も一緒に仕事をしていきたい人であることは、間違いありませんね。 極端な話、彼をもっと上手にプロデュースできるようになれれば、僕はもう、それだけで満足しちゃうんじゃないでしょうか。なぜだかちょっと悔しいですけど、それだけでプロデューサー冥利に尽きるというか……。 ヨコオさん、読んでる? 今度2人で飲みに行きましょうよ! ……って、なんだかインタビューを私物化しちゃったみたいでごめんなさい。 実は彼女は、藤坂さんが描いたイラストから設定が広がったキャラなんです。彼がある日、「武器などのアイテムを売ってくれる商人を描きましたー」ってイラストを描いてきてくれたんですよ。「あの世界観の中で、普通に買い物ができるのはおかしい。たぶんこういう人が売りに来るんだよ」みたいなことを主張されていて(笑)。 そこから、ヨコオさんを中心に味付けをしていった結果、ああいうキャラになったんですよね。 『DOD3』の世界観は、ゲームだけではとても描ききれないほどの内容だったので、いろいろなメディアの力を使って展開させたかったんですよ。小説やコミックを読んで、そこからゲームに入ってきてほしいという狙いはあります。ただ、それ以上に、キャラへの感情移入に役立ててほしくて。 小説でもコミックでも目にしていただければ、ゲームをやる前に事前情報としてユーザーのみなさんに伝わります。そうすれば、登場人物の個性などもより深くユーザーに伝わりますし、ゲームに出てきた瞬間から、すぐに感情移入しやすいと思いまして。ファイブとかフォウとか、最初にやられちゃうようなキャラは、ゲーム中での出番がどうしても少なくなりますので、そのフォローという側面もありましたね。 本作のプロデュースでは、こういったフレームワーク作りに執心したわけですが、個人的には、昨今のJ・RPGのプロモーションの手法として、とても有意義なものだったと自負しています。 熱いファンが多くいるタイトルですので、なんらかの形でその思いをぶつけてもらえるファンイベントなどを行えればと思います。まぁ、まだ何も具体的にはなっていませんけど……。これはぜひ、ファンの皆さんの声を聞かせてほしいところですね。 ニコ生でも少しお話しましたけど、近々、追加のストーリーDLCを配信することができそうです! 詳細は近日中に発表できると思いますので、もう少しだけお待ちいただければと思います。コンテンツ自体は、もうマスターアップ寸前なので、それほどお待たせせずに皆さんに遊んでもらえると思いますよ。 内容としては、ウタウタイたち1人1人が主役のシナリオで、彼女たちを操作して戦うことになります。物語的には『DOD3』の前日譚と思ってもらえれば! ぜひご期待ください。 鍋にたとえると、ヨコオさんは入れれば必ず味が変わってしまう貴重な素材。それが入ることで、すごくおいしい鍋に仕上がることもあれば、中身がまったくわからない闇鍋になってしまう可能性もあるわけで……。この味付けをいかにして整えるかが、プロデューサーである僕の力量なのかもしれませんけど。 とはいえ、ヨコオさん、藤坂さん、岡部さん、僕の4人で何かを作るというのは、今後もぜひやりたいと思っています。どんなものをやるかという模索も、もちろんしています。この4人が集まってやることで何が求められているのか、ユーザーの皆さんからヒアリングしないとダメだと思いますね。4人が並んで写っている写真集とか、誰もいらないでしょうし(笑)。 『DOD3』は、ユーザーの皆さんと向き合うことを念頭に置いて、これまでやってきたプロジェクト。ファンに喜んでもらえるDLCに仕上がっていると思いますので、興味が沸いた人はぜひプレイしていただきたいです。そして、プレイしたうえで、感想を世の中に発信していただければと思います。(C)2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.データ関連サイト(c) KADOKAWA Game Linkage Inc.表示形式: PC ⁄ パチパチパチ。アコールの拍手の音が周囲の静けさを破る。 「お疲れ様でした。さすがはゼロさん。」 依頼を終え、火打ち石を適当に詰め込んだ袋を手渡せば、アコールは笑った。