上室性期外収縮 連発 症状
聴診器で心臓の音を聴いてみると心雑音がある...健康診断で医者にそう伝えられたとき、とても心配になりますよね。その名の通り、心臓から脈拍とは… 不整脈の種類を知ることが、適切な治療やセルフケアといった対策を打てる第一歩です。心房細動、上質性頻拍、心房粗動、心室細動、心室頻拍、上質性期外収縮、心室性期外収縮、洞不全症候群、房室ブロックなどをチャート診断と脈の打ち方で自己診断します。 このような症状に心当たりはありますか? 3か月ほど前に、突然、心臓がトクンとなるような不整脈を感じ、循環器科を受診しました。24時間ホルターの結果、心室性期外収縮と、上室性期外収縮と診断されました。心エコーの結果、特に心疾患はないとのことでしたが、ef?心筋の値 普段は意識することのない心臓の鼓動が、突然ドキドキと、あるいはリズムの乱れとして自覚されることがあります。あなたはこうした変化に不安を感じた… 上室性期外収縮は、数が多くても1発づつ出ている分には特に問題はありません。 自分で脈を測って「と、飛んでる!脈が無い」とあわてる必要は全くありません。 しかし、 上室性期外収縮が連続して起こっている場合(2連発・3連発以上) 心臓の不整脈の1つ”心室性期外収縮”は30歳を超えると気付かないうちに起きている可能性があります。不整脈なんて危ないんじゃないの?!と思われるかもしれませんが、期外収縮のほとんどは心配ないものです。しかし体調に何も影響が無いという事ではないので気を付けなければいけません。今回は”心室性期外収縮”について詳しく説明していきます。この記事の目次期外収縮という言葉はあまり聞きなれていないかもしれませんが、不整脈という言葉は知っていますよね。その不整脈の1つになります。心臓の不整脈には3種類あり、「除脈性不整脈」「頻脈性不整脈」「期外収縮」になります。除脈性不整脈は1分間の脈拍が50回以下になり突然死を引き起こすこともあります。頻脈性不整脈は1分間の脈拍が120回以上になり呼吸が荒くなり息切れや動悸を引き起こします。そして期外収縮は3つの種類の中でも一番日常的によくみられるもので、脈のリズムが不定期になる事を言います。期外収縮は更に3つに分類されて「心房性期外収縮」「接合部期外収縮」「心室性期外収縮」に分かれています。房室接合部より上位で生まれるものが心房性、房室接合部付近で発生す場合は房室接合部性と区別されるのですが、判別する時にP波の形・出現時期を比較する必要があります。しかし判別が難しい時は心房性と房室接合部性を合わせて「上室性期外収縮」と呼ぶ事もあります。心房内に異所性興奮が発生して本来の洞調律で予想される心房興奮よりも早い時点に現れる電気刺激を心房性期外収縮と呼びます。(洞調律とは洞結節がペースメーカーとなって心臓全体の収縮を一定のリズムに保たせて、腎電図のP波、QRS波、T波が正常に現れる状態の事です。)心房性期外収縮の場合は両心房だけでなく肺静脈や大静脈が元にります。早期収縮が発生した時その発生時期がもっと早期であればあるほど脈圧が小さくなり、次に来る正常な収縮の時に血圧が上昇する事があります。心室の収縮力も増強する事によって心臓から出される血液量が増えて心臓がドキンッとうずく現象が起きます。心臓は心房と心室が左右2つずつあり合計4つから構成されています。心室性期外収縮はLown分類によって重症度が分類されています。基礎疾患に心筋梗塞がある場合グレード3以上のタイプの心室性期外収縮になるととても危険な為、すぐ病院に行くようにして下さい。基礎疾患が無い場合でもグレード3以上の場合生活に影響がある場合があるので病院に行くようにしましょう。期外収縮の原因と症状を見ていきましょう。期外収縮になる原因は自律神経の乱れによって起こる事が多いようです。しかし、原因がはっきりせず引き起こす事もあります。期外収縮は30代以上の人に多くみられるものです。年齢を重ねるごとに肉体や精神も大きな負荷を感じるようになります。また、精神的なストレスとしては不安・恐怖・緊張といったものが挙げられます。こういった感情を感じた時に心臓の鼓動が激しくなる事を体験した事があるとおもいますが、精神的なストレスが心臓に深く関わってくる事がよくわかるでしょう。自律神経である交感神経が優位に立ち、心臓の拍動を早くする事で血液を全身に送り出します。その交感神経はストレスにとても影響されやすく長時間ストレス状態を感じると交感神経の働きが乱れてしまい、心臓のリズムも崩れてしまうのです。心臓疾患がある場合期外収縮の原因になる事もあります。期外収縮は自覚症状が無い場合が多く気付かない人がほとんどです。症状が現れる場合は人それぞれ変わってくるので一概にどういう表現というのが難しいですが、「ドキッ」「グーッ」「もやもや」といった表現をされます。こういった感覚を感じた時に普段の拍動の中に、脈が抜けたような感じを受けます。リズムが早く収縮するので脈が飛んだ感じになるのです。脈が速くなるのでこれらの症状は自律神経の乱れが原因の場合危険性の無い不整脈なので心配はありませんが、原因が心臓疾患の場合はとても危険な状態で致死率が高くなります。次に、期外収縮の検査方法と治療方法を紹介します。期外収縮は心臓の不整脈になるので、循環器科・循環器内科・大学病院や総合病院などに受診するとよいです。期外収縮の検査は「12誘導心電図」「心臓超音波検査」「ホルダー心電計」「イベントモニター」などで調べます。心室性期外収縮の場合は洞調律の時とまったく違うQRS波形を示して先行するP波が無く洞調律の周期より早く現れます。などの点に注意して検査していきます。12誘導心電図は心筋梗塞など心臓の基礎的疾患の状況や、期外収縮が心臓のどの部分から発生しているか、頻度はどのくらいかなどを検査する事が出来ます。血液を送り出している拍動機能や弁がどんな状態になっているのかを検査する事が出来ます。目視する事が出来ないのですが、これを使う事によって心臓の大きさ・形・心臓の壁の厚さ・血流の方向や速さなどが分かります。24時間心臓の活動を検査して期外収縮の発生頻度や重症度を確認する事が出来ます。期外収縮の診断にはこの心電図記録が必要不可欠になります、不整脈の他の種類では検査をしても検査当日に限って不整脈が現れないという事も起こりますが、意外収縮の場合は1日に渡って何度も回数が出る事が多いので24時間の間に必ず記録する事が出来ます。簡易型の心電図モニターになっているので期外収縮が起きた瞬間に心電図を録る事が可能です。薬物治療ではまず自律神経を安定させるために抗不安薬を投与します。それでも改善されない場合はβ遮断薬などの抗不整脈薬を服用、又は静脈注射をします。期外収縮のレベル具合や発生場所によって薬が変わってきます。原因が心臓疾患の場合は根本的な治療を行います。一般的に不整脈に使われる薬は安全性の高い物になりますが、少し特殊な薬になると危険性が出てきます。薬物治療で効果が出なかった場合、薬物治療が有効でも副作用が強く続ける事が困難な場合、発作が何度も起こる場合にはカテーテルでの治療になります。カテーテル・アブレーション(経皮的カテーテル心筋焼灼術)という治療法があり、主に不整脈の治療に使われている方法です。不整脈を発生している部分にカテーテルで焼灼する事によって元の拍動に戻す方法です。足又はひじの付け根から直径1.3~3mmのカテーテルを血管内に通し、発生部分に到着したらカテーテル先端の電極と機器に接続します。高周波電流を流す事によってタンパク質が固まり、焼灼されるという仕組みです。期外収縮の原因である自律神経の乱れは、普段日常生活を改善する事で安定する事があります。しっかり睡眠を取りバランスの良い食事をするように心がけて下さい。また、アルコールの過剰摂取や喫煙も影響があるので、できればやめるようにして無理な場合は量を減らすなど対策をして下さい。ストレスも大きな原因ですので精神的にストレスが溜まっていると感じた時は普段の生活に何か新し事を取り入れてみるのも1つの手です。普段の同じ生活の繰り返しに飽き飽きしていると精神面にも影響を与えてしまいます。そういう時に新鮮さを感じると少しでも改善される事ができます。いかがでしたでしょうか。今回のポイントとしてはという事です。危険性の無い不整脈だとしても体に何も影響が無いわけではなく「息切れ」「動悸」「めまい」などの症状が起きると日常生活に支障を来たします。病院に行くほどではないかもしれませんが、今後の事を考えて日常生活の見直しをしましょう。早い段階であれば日常生活の見直しで改善される事が多いので、早めに対応するのが一番です。不安が強い場合は循環器の専門医師に相談する事をおすすめします。シェアするフォローする 階段を上り下りするときに、胸がキューっと締め付けられるような感じになることはありませんか?また締め付けられる圧迫感だけでなく、痛みも感じるよ… 朝起きた時やうたた寝からハッと目が覚め時、心臓がバクバクすることはありませんか。あまりに激しく心臓が動くので、病気ではないかと不安になる方も…