red 映画 ネタバレ 妻夫木
東方神起 Kiss&Cry~僕はあなたに恋してる~東方神起 ユノ チャンミンとあなたが主人公の恋愛小説を描いてます突然ですが、みなさん。    とか書いてあって、全然良い意味じゃないけれど昨今はポジティブな意味でもよく使われますよね。  たとえば・・・     みたいな使い方ねwww         みたいな感じで。  全然悪い意味じゃない。むしろ、こちらとしては  今日は、そんなの感想を書きたいと思います。  公式サイトはこちら→     【あらすじ】誰もがうらやむ夫、かわいい娘、“何も問題のない生活”を過ごしていた、はずだった塔子(夏帆)。(公式サイトより)  まず、こちらは私は原作は未読で、映画を鑑賞しました。 色んな方の感想を読むと、けして設定やエンディングも違うそうです。原作ファンには賛否両論ありそうですね。   私は、前情報無く見てみたのですが      と思いました。 ただ黙ってタバコ吸ってるだけでかっこいいんだもの....  妻夫木聡扮する鞍田は、塔子(夏帆)と10年前に同じ職場で働いていて、その時二人は不倫関係だった・・・という設定なのですが、10年ぶりに偶然再会して、いきなり      テレビ画面見ながら、赤面してしまいました////(中2) 普通に考えたら、絶対にありえないんですが、それが映画の醍醐味というもの。 さんざん貪るようにキスしてからの、笑って「・・・久しぶり」ですよ。           開始15分で、すでに鞍田の手中に落ちた私www(ちょろい)  でもこれ、めっちゃくちゃ好きだった人で、今でも見ただけで村々(あえて漢字)する人じゃないと、まず「久しぶりキッス」を受け入れられないですよね。 塔子はずっと鞍田に会いたくて仕方なかったんだろうなぁ。  いや私もね?もし妻夫木聡に街中で偶然会ったとして、いきなりコレされても↓     鞍田は、会って数秒で おそろしい・・・  そうしてまぁ、結婚して夫(ちょっとマザコンで古風な思考の持ち主)のことも本気で愛せなくて、口うるさい義母と同居してて、日ごろの鬱憤たまってる主人公・塔子は、すぐ鞍田と不倫関係に戻っちゃうんですが。    ざっくり言うと、塔子と鞍田は 過去のエピソードはほとんど描かれてないですが、塔子はたぶん、以前鞍田にそれでも、「鞍田さんがひどい人だってわかってる」と言いながら、どうしようもなく惹かれちゃう。    こういうのって、ほんとパブロフの犬みたいに差し出されたら体が反応するようになっちゃってるんでしょうね。(表現w)   そんな相手と久しぶりに再会したら心が動いてしまう・・・のは、わからんでもないかな? しかし、塔子もなかなかズルい女で。     鞍田に振り回されてはいるけど、塔子は塔子で家ではちゃんと奥さんやって、何食わぬ顔で生活してる。強かなんですよね。 鞍田と再会した後、塔子は鞍田と同じ建築事務所で働くことになるのですがそこで小鷹という男(同僚)に出会います。 小鷹は、原作ではキャバクラ狂いで軽薄というキャラクターらしいのですが、映画ではそれほどチャラくもない感じに見えました。 塔子と鞍田の関係を一発で見抜くほどの鋭い観察眼を持っていて、侮れない男・・・    小鷹は、塔子が入社してきてすぐに好意を抱いて、会社の飲み会を抜け出して二人きりになろうとします。      バッティングセンターへ行って、バットの構え方などを手ほどきしてたら、いきなり後ろからキスしようとしたり・・・  かと思ったら、塔子の方がもちろん冗談なんだけど。 それに対し小鷹が   そのセリフ、佑に言わせたら私もう降参だよ。 この映画でこのシーンに一番滾りました。(報告)  なんだかんだでね、ブッキーもズルいけど、絶対好きになったらいけないのは、柄本佑のほう。☜役名ではない 「知らなくていいコト」の尾高もズルい男でしたもんね~。 はー柄本佑いいわぁ。この映画に全然興味なくても、  おっと、脱線脱線。。。  それで、この話。ただの不倫映画じゃなくて。              悲しいお話。 鞍田は、一見塔子を弄んでるように見えるんだけど実はずっと塔子のことを忘れられなかったのです。     3年前に、病気が原因で離婚した鞍田は、たぶんその後は恋愛からは遠ざかっていたのでしょうね。むしろ鞍田って、「自分のことしか見てない」風に見えて、塔子への独占欲だってあるし病でボロボロな体でも、心配で塔子を迎えにいったりして・・・実はめちゃくちゃ惚れてるんですよね~。  鞍田が、大事にしている古い本を塔子に持っていてほしいと言って渡すシーンがあるのですが塔子は    それに対し、鞍田はこの「無理だ」という言葉には、 そして   塔子は、「何で今言うの?10年前に聞きたかった・・・」と言って、泣きながら鞍田と別れることを選びます。  その後、鞍田は本格的に病が悪化していって、仕事にも来なくなります。 最終的に、塔子は離婚を決意してまだ幼い娘の手を放し     なんという身勝手なオンナ。 すべてを捨てて、鞍田を永遠に失っても、それでも貫きたい想いがあったんでしょうね。 共感はできないけど、気持ちはなんとなくわかる。ものすごくヒドイ選択だけど。  しかし塔子のこれから進む道って、不幸でしかないじゃん・・・たぶん塔子は、一生ひとりだな。 でもこれが不倫の代償であり、子供の心に深い傷を負わせた罰・・・贖罪なんでしょうね。        不倫モノで言えば、昼顔の方が面白いかな。 私は男性陣は、夏帆ちゃんの大胆な濡れ場に期待している方も多いだろうけど、全然脱いでないしね。 R15指定のわりには、ひたすらハムハムキスしてるシーンがあるってだけで、夏帆ちゃんがポロリするわけでもなく(☜おっさんか)大事なところは全部見えないように映されているので、そういうのを期待するとたぶん物足りないと思います。 妻夫木聡は、今まで数々の作品でラブシーンを演じてきたけれどエロさ度合いで言えば、あのブッキーは私の中でなかなか衝撃だった。この件に関して、妻夫木さんがインタビューに答えてたのが印象的だったので、ぜひリンクに飛んでみてください^ ^このお話ですごく思ったのは、妻夫木聡扮する鞍田が塔子を思う気持ちが演技ではなく、とてもナチュラルに伝わってきたこと。このインタビューでも、塔子のことしか考えず、ふれたかったらふれて、キスしたかったらする、という妻夫木聡さんの言葉に納得しました。  最後に。  良いシーンはあるのだけど、若干違和感があって   たとえば、鞍田と夏帆が肌を重ねた後、会社で小鷹が意味深な顔で見てる・・・とか  そういうシーンがワンカットでもあれば良かったんだけど。 「あれ?小鷹全然出てこないんですけど。会社にいます?」って思うことが多々あった。もうちょっと物語に絡んでも良かったのでは。 鞍田と別れて落ち込んでる塔子を飲みに誘う、とかさ。お得意の「どした?」とかさ。←違うドラマ 初めのバッティングセンターと自転車2人乗りのシーンまでは、小鷹の勢い良かったのに、結局あれ何だったん?ってなっちゃった。 それなのに最後の方でいきなり出てきて「鞍田さんと別れた?」「おまえ本当に何で結婚したの?」とか聞いてくるし。私はその前に  なんならがっつり3角関係で描いて頂いても良かった。(個人的願望)  言いたいことはそれくらいでしょうか。  この映画、間違っても彼氏や旦那様と一緒には見ないように・・・気まずくなります。私は絶対に旦那に邪魔されない時間帯を選んで、ひとりで見ました。(ネトフリ) 妻夫木聡と柄本佑が好きなら、お楽しみいただけるかと思いますが星の数で言うなら、★★★☆☆(3.2) くらいです。 ご興味のある方は、ぜひ見てみてください~^^   それでは、また☆彡