文鳥 片足立ち 怪我

ぴょんぴょん跳ねたり止まり木で寝たり、背伸びしたり踏ん張ったり…そんな可愛い姿を支えている小さな足。とても可愛いだけではなく、重要な役割を持った部分でもあります。文鳥の足はどんな風になっていて、どんな役目を持っているのか、注意してあげたいことなどを少し学んでみましょう。contents文鳥の枝をしっかりと掴みやすい形で、普段はホッピングと呼ばれるピョンピョンと跳ねるような動きで移動します(左右の足を交互に出して歩くことも出来ます)人間とは反対向きに膝が曲がっているように見えますが、膝のように見える部分は実は”かかと”です。つまり文鳥はずっとかかとを上げて、つま先立ちをするような体勢で立っていると言うことなのです。掴む力はあまり強くなく、一時的にケージの側面などに止まることは出来ますが、インコ類などのようにケージを上って移動したり天上にぶら下がったりということは出来ない子がほとんどです。大腿部(ふとももの部分)は筋肉ですが、かかとから下は完全に腱になっていて、その腱を収縮させることによって指を握ったり開いたりしています。指を動かす腱は2系統あり、足の甲の腱が収縮すると指先が上に引っ張られるかたちで指が開き、足の後ろ側が収縮すると引っ張られるようにして指が閉じるしくみになっています。樹木や止まり木の上で眠っている時になぜ落ちないのか、不思議に思ったことはありませんか?鳥はかかとを落とすようにして寝ると足裏側の腱が引っ張られて自動的に指が閉まるため、意識しなくても木の枝をぎゅっと握った状態を保つことが出来ます。そのため落ちる事なく眠ることが出来るのです、よく出来ていますよね。体のほとんどが羽毛に覆われている文鳥にとって、羽毛がなく露出している足は貴重な部位であり、体温調節のため重要な役割を果たしています。暑い時は血管が拡大して血流を増加させ、足に送られる血の量を増やし熱を排出。反対に寒い時は血管を収縮させ足に送る血流を減らし、熱が逃げないようにします。さらに足を羽毛の中に収納して効果を高めたりと、文鳥の足は非常に効率的に機能しているのです。文鳥の足はとてもよく使われ、ダメージを受けやすい部分でもあります。足に痛みがあったり足の調子が悪いと、日常生活が非常に辛くなってしまいますので、気になる行動や変化が無いか日々チェックしてあげましょう。参考によくある足の”気になること”と原因の一例をご紹介します。老化や腱の衰え・何らかの病気など内側から来る場合もあれば、外的ダメージにより腱が断裂していたり、どこかに痛みがあり上手く握れない場合もあります。外的ダメージでは 何かに当たったり他の鳥と喧嘩をして足を突かれたり、止まり木の太さや硬さが合っておらず足裏に痛みが出る場合もあります。特に飼い鳥の場合は止まり木に居る時間が長く、自由に選べるわけでも無いので、合っていないよう(とまりにくそう・よく落ちる・足の裏が赤くなっていたりタコが出来ている)であれば変更も検討してあげましょう。自然木のような止まり木や、1本の中で太さに違いがあるような物もありますよ。足の指は腱によって動いているので、その腱が切れたり動かなくなったりすると、指も閉じたままや開いたままの状態で固まってしまうことがあります。この場合は現在の獣医学では修復は出来ないので、その状態でなるべく過ごしやすい生活環境を整えてあげることになります。何らかの理由で痛みがあるか、ねんざや骨折をしている可能性もあります。骨折の場合、放っておくと間違った形のまま骨が固まってしまう事もあります。また骨折とねんざの区別も素人にはわかりにくく、外傷で痛みがある場合でも 足が痛いというのはとても辛いことなので、気がついたら出来るだけ早く病院に連れて行ってあげてくださいね。それまでは、1羽では無い場合は他の子とケージを分けて、安静にさせてあげましょう。はばき自体は個体差も大きいので問題ではありませんが、異常なほどはばきが見られ 足が鱗のようになっていたり、それによって足が動きづらくなっているようなら問題です。はばきは代謝が悪くなったり落ちている時期(老化や体調不良・換羽期など)によく見られます。また、自分で手入れをしなければはばきは増えていくので、はばきを取る元気がないと言うことかも知れません(もともとあまり手入れをしない子も居るので見極めが必要)今までは無かったのに、ある日から気になるほどのはばきが見られたら、注意して体調チェックを行いましょう。通常文鳥の足のかかと部分は地面から高い位置にあります。筋力や体を支える靱帯の力が弱くなるとこの部分が下がってきたり、足裏に痛みがあるとかかとで支えて痛みを軽減させようとすることもあります。いずれにせよ、かかとが下がっているのは文鳥本来の姿ではなく何か理由があるはずなのです。・小さな事でもあれ?と気がついたら出来るだけ早く、鳥を診られる病院で診てもらうことをおすすめします。どんな病気も怪我も早期発見・早期治療が重要で、何も無ければ安心という心のお薬をもらって帰ってくればいいのですから。小さくて可愛い文鳥の足。可愛いだけでは無く重要な役割を果たしていて、健康チェックにも欠かせない部分です。足の調子が悪いと日常生活も辛いものになってしまいますので、おかしいなと気がついたら、放っておかずに対応してあげてくださいね。※この記事は管理人の経験及び参考書籍をもとに作られています。参考元の情報に変更があった場合、加筆修正を行う可能性があります。参考書籍我が家の文鳥たちのケージ事情文鳥のくちばしのつくり・機能・注意してあげたい点など お名前: メールアドレス: ホームページアドレス: コメント: 認証コード: この記事へのトラックバックURLこの広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。 両足または片足立ちでモコモコに膨らみながらの地蔵スタイルで寝ます。 たまに金網に捕まったまま寝る子もいます。 雛や発情(卵)以外で下で寝てる子は、 病気の可能性があるので注意が必要です。 * の び * 片側の羽根、足、尾羽根を伸ばします。 右左交互に行いますがまれに片方のみとい� いつもお世話になっています。 私の買っている白文鳥の雛(多分生後50日)が五日前から片足をしきりに気にしています。 外に出しても右足を上げたり下げたり、 ご飯を食べてても上げたり下げたりしています。 インコの病気はパッと見では分かりにくいものが多く、治療できる病院も猫や犬に比べてはるかに少ないのが現状です。 その分、普段からの観察と病気の予防がより重要だと言えます。 本記事では、インコの病気と健康について、飼い主として知っておきたいことをまとめました。