中国語 日本語 漢字 違い
漢字の起源は中国です。日本でも古代に中国から伝わった漢字が使われています。また、近代では哲学や民法のように、西洋伝来の言葉を日本語に訳し、それが逆に中国に伝わったものもあります。中国語も日本語も共通の文字である漢字を使用するため、中国語を全 中国語の簡体字と繁体字と日本の漢字の違いをメルマガで配信します。厳選した120文字です。よく使う漢字であり中国語検定などの資格試験に出てくる単語です。簡体字は中国大陸やシンガポールで使われ、繁体字は台湾や香港やマカオで使われています。 日本語と中国語で意味が異なる漢字日本語と中国語は同じ意味の漢字が多いですので、中国人の日本語学習者にとっては日本語は勉強しやすいですし、また、逆に、中国の日本語教師にとっては、日本語はとても教えやすいです。なぜなら、漢字を書くだけで意味をす 日本語と中国語 共に漢字を使用する言語、日本語と中国語。 一見同じ漢字に見えても、全く意味が異なる場合もあります。 簡体字?繁体字?その中国語、正しいですか? この違いが,日本人の中国語学習者,中国人や台湾人の日本語学習者を戸惑わせる原因にもなっています。 そもそも,中国語は一つの漢字に対して発音は(原則として)1種類。ところが,日本の漢字の音読み(漢字音)は何種類にも分かれます。 ! このページの目次1 中国語の種類2 主な使用地域3 表記・表現の違い 中国語の種類 日本人にとって漢字は普段見慣れている為、中国語の文章もなんとなく理解できることがありますよね。 漢字は古代中国から日 ・・・ 続きを読む 同じ漢字なのに,日本語と中国語では発音がまったく違うのはなぜですか。確かに,日本語と中国語では漢字の発音がまったく違いますね。例えば「学生(がくせい)」は「シュエシェン(xué sheng)」,「日本(にっぽん/にほん)」は「リーベン(rì běn)」,「新聞(しんぶん)」は「シンウェン(xīn wén)」となります。この違いが,日本人の中国語学習者,中国人や台湾人の日本語学習者を戸惑わせる原因にもなっています。そもそも,中国語は一つの漢字に対して発音は(原則として)1種類。ところが,日本の漢字の音読み(漢字音)は何種類にも分かれます。例えば「行」には「ギョウ/コウ/アン」の3種類の音があります。これを順に「呉音」「漢音」「唐音(とういん)」と言います。呉音は最初に日本にやってきた漢字音で,四書五経や仏教経典などとともに伝来しました。現在でも「修行(しゅぎょう)」「勤行(ごんぎょう)」のような仏教語でよく使われます。一方,漢音は奈良~平安時代初期に遣唐使等を通じて伝来しました。現在では「急行(きゅうこう)」「行動(こうどう)」といった日常語でよく使われます。唐音は鎌倉時代以降に禅宗を通じて伝来したもので,現在でも「行脚(あんぎゃ)」「行灯(あんどん)」といった語として生きています。以上の漢字音のうち,呉音・漢音のもとになった中国語音が「中古音」と呼ばれるもので,具体的には六朝期~唐代(6~9世紀)の発音を指します。この中古音には(現代の北京語とは異なり)有声声母(濁音)や入声韻尾(-k,-t,-pで終わる音)が含まれていました。例えば「学」は「ɣak」(ɣ-は有声軟口蓋摩擦音)という発音で,これが日本に伝来して「ガク」という発音で定着しました。「日」は「nit/zit」だったのが,日本では「ニチ(呉音)/ジツ(漢音)」で定着しました。「-k」「-t」という発音は日本語には存在しないので,母音を接続させて「-ク」「-チ/-ツ」とすることで,日本語音化させたわけです(これを「開音節化」といいます)。ところが,その後中国語側の音韻変化により,特に北方では有声声母(濁音)や入声韻尾が消滅してしまいました。その結果,現在の北京語音では「学」は「シュエ(xué)」,「日」は「リー(rì)」という発音になっているのですね。このように,中国語と日本の漢字音は,もとは同じ発音だったのが,日本では日本語音化し,中国でも音韻変化した結果,まったく違うものになったというわけです。ところで,中国語にはさまざまな方言があることをご存知ですか。特に南方では,呉(ご)方言(浙江省,江蘇省,上海),粤(えつ)方言(広東省,香港,マカオなど),客家(はっか)方言(広東省東部など),閩(びん)方言(福建省など)といった方言が話されますが,これらは中国語中古音の性格を色濃く残しています。また台湾で話される台湾語は閩方言の流れをくむもので,やはり中古音の性格を残しています。その発音を聴いてみると,「学生」は「ハックセン(ha̍k-seng)」,「日本」は「ジップン/リップン(Ji̍t-pún/li̍t-pún)」,「新聞」は「シンブン(sin-bûn)」。そう,北京語に比べて,台湾語音は日本漢字音に近い関係にあることがわかります。ですから,中国語(北京語)を勉強していて「発音が難しい」と思ったら,台湾語や広東語,上海語などを合わせて勉強してみることをお勧めします。NAKAZAWA Nobuyuki 漢字を解する日本人が中国語を学ぶのは、大きな強みがあるとともに落とし穴もあります。日中間で共通する単語には語感や意味の異なるものもあるからです。今回は日本人が誤解しやすいこの種の単語を …

台湾と中国では同じ中国語ですが、字形が違います。 台湾では繁体字(または、正体字)、中国語は簡体字です。 簡体字(中国)はもともと繁体字(台湾)から作られました。 すべての発音が収録されています。 繁体字(台湾)と簡体字(中国)と日本語漢字. 愛玉■中国語翻訳者、ライター。 重慶大学漢語進修課程で中国語を学ぶ。その後、上海で日本人向けフリーペーパーの編集、美容業界誌の中国語版立ち上げなどに携わる。中国在住経験は4年。現在、中国ニュースの翻訳や中国関連の執筆などを行う。得意分野は中国グルメ、中華芸能。北京語言大学主催のC.TEST(実用中国語レベル認定試験)Aレベル取得。発音が聞ける!