ふるさと コード 伴奏
作詞 : 高野辰之/作曲 : 岡野貞一従来のカポ機能とは別に曲のキーを変更できます。自由にコード譜を編集、保存できます。 みなさん、コードで伴奏してますか?ピアノの練習に時間がかかると感じているのであれば、コードでの伴奏を試してみましょう。保育の世界では、多くの場合、ピアノは歌の伴奏として弾かれます。ですので、歌いやすいように弾くことが大事です。楽譜通りに弾くよりも、右手でメロディーを、左手でコードを弾いた方が歌いやすいこともあります。もし、あなたがピアノの練習に苦戦しているのであれば、コードでの伴奏をオススメします。読むだけでも、これまでとは感覚が変わってくるはずです。でも、できれば音を出しながら読んでくださいね。目次そもそもコードってなんでしょう?日本語で言う和音のことです。どのような音の組み合わせかというのを表したのがコードです。楽譜にFとかEmとか書いてあるでしょう。そのFとかEmをコードネームと言います。コードを覚えていたら、コードネームを見て伴奏ができます。一応簡単に説明しましたが、意味が分からなくても気にしなくて大丈夫です。先に進みましょう。まず覚えるのはこの3つです。左手で弾いてみましょう。楽譜は読みやすいように、1オクターブ高い音で書いてあります。とりあえず今は、弾きやすい位置で弾いてみてくださいね。弾いてみましたか?このままだと、コードが変わるときに、左手の位置を大きく動かさないといけませんね。さらに簡単にしましょう。転回形と呼ばれる形にします。C ドミソはそのままF ファラドをドファラに変えるG ソシレをシレソに変える(シは低いシです)こうすると、C(ド、ミ、ソ)のドの指はそのままで、ミとソの指を一つ右に移せばF(ド、ファ、ラ)に。C(ド、ミ、ソ)のソの指はそのままで、ドとミの指を一つ左に移せば(シ、レ、ソ)になります。これだけなら左手を見なくても弾けますね。何度か試して弾いてみてください。これだけで、もうコードでの伴奏ができてしまいます。コードというのは、「これが絶対に正解」というものではありません。同じ曲でも、編曲する人が替わると、違うコードが書いてあります。では、さっそく、覚えているうちに弾いてみましょう。この楽譜に、Cドミソ、Fドファラ、Gシレソの、3つのコードで伴奏をつけてみましょう。試しに、2分音符で好きなようにコードを弾いてみてください。2分音符ごとにコードを変えても良いし、同じコードを続けても良いです。弾いてみましたか?一応、私が良いなと感じたコードを紹介します。そろそろ覚えてきたと思うので、コードネームだけ書いてあります。1小節目はCFではなくて、GCでもきれいに鳴りますね。何度も言いますが、試しに弾いてみてくださいね。C(ド、ミ、ソ)F(ファ、ラ、ド)G(ソ、シ、レ)これだけ覚えれば、なんとかなります。ハ長調(ト音記号の横に♯や♭がない)の曲の楽譜を開いてみてください。できれば、右手でメロディーをすぐに弾けるくらいの簡単な曲が良いです。ハ長調の楽譜が見付からない人は、こちらの記事に載っている楽譜を見てください。楽譜には他のコードもいろいろと書いてあります。どうすれば良いのでしょうか?一番のオススメは、楽譜に書いてある、知らないコードは無視をして、先ほどのように、3つのコードを適当に弾いてみましょう。良い感じに響くコードを探してください。コードは2分音符で弾ければ十分です。コードが変わるタイミングが詳しく知りたい人は、楽譜を確認してみましょう。楽譜のコードネームが書いてあるところで、コードが変わるはずです。しかし、楽譜ではコードがどんどん変えてあっても、4小節くらい同じコードで良い感じに音が鳴ることもあります。自信がないのであれば、他の人にも聞いてもらいましょう。「♯や♭がト音記号の横になかったけど、全然合わないよ。」という人。あなたが弾いているのは、イ短調の曲の可能性があります。今覚えた3つのコードではしっくりこないはずです。イ短調の曲は、メロディーを弾くと、雰囲気が暗い感じがします。明るい感じのする曲を選んでください。「ハ長調の曲だけどうまくいかない。」という人は、もう少し例えば、メロディーにドドレミという音が使ってあると、同じ音が多く使われているCのコード(ド、ミ、ソ)が合うはずです。ハ長調では、FやGが続くと不安定な感じになり、Cが入ると落ち着きます。特にGの次にはCがくると安心です。ハ長調の曲の終わりは、Cのコードです。伴奏に使われている音と同じ音が多いコードを選びましょう。例えば、楽譜にシミソの和音が使ってあったとします。コードはEm(ミ、ソ、シ)と書いてあったとします。Em(ミ、ソ、シ)とは、Cのコード(ド、ミ、ソ)が似ていますね。Cに変えて弾きましょう。ちょっと待って。Em(ミ、ソ、シ)とは、Gのコード(ソ、シ、レ)も似てるでしょ。と思った人は、Gに変えて弾いてみましょう。CとGと、どちらのコードを弾いたときの音が好みですか?好きな方を使えば良いです。Emの代わりに、CとGのどちらを弾くか、自信のないときは、Cのコードからドをなくしてミとソだけ弾きましょう。それか、Gのコードからレをなくして、ソとシだけで弾いてしまいましょう。Am(ラ、ド、ミ)の代わりはC(ド、ミ、ソ)のソをなくして弾けば良いです。D(レ、ファ♯、ラ)は、Gの転回形で(シ、レ、ソ)のソをなくせば合います。もちろん、もとのコードとは雰囲気は変わりますが。これを覚えるくらいなら、Am(ラ、ド、ミ)やD(レ、ファ♯、ラ)を覚えた方が早い気もします。ここまで読んで疲れた人は、次の「少しずつ覚えるコードを増やそう」は読み飛ばして、先にリズムを変えてコードで伴奏をする話です。3つのコードを覚えたら、次は他のコードも少しずつ覚えていきましょう。♯も♭も苦手な人のために、覚えやすいコードから紹介しますね。すでに覚えているコードに弾きにくいと思った人は、ここでも転回形を使ってみましょう。こんどは、ヘ長調なので、F(ファ、ラ、ド)を中心にすると、動きが少ないです。F ファラドはそのままB♭ シ♭レファはファシ♭レにC ドミソはミソドにこうすると、F(ファ、ラ、ド)のファの指はそのままで、ラとドの指を1つ右に動かすとB♭(ファ、シ♭、レ)に、F(ファ、ラ、ド)のドの指はそのままで、ファとラの指を1つ左に動かすとC(ミ、ソ、ド)になります。ハ長調のときと同じように、この3つのコードで、ヘ長調(ト音記号の横に♭が1つ)の曲に伴奏をつけてみましょう。ヘ長調の曲が見付からない人は、次の記事に載っている楽譜を見てください。すでに覚えているコードに転回形で弾きたい人は、G ソシレはそのままC ドミソはソドミにD レファ♯ラはファ♯ラレにします。そうすると、G(ソ、シ、レ)のソの指はそのままで、シとレの指を右に1つ動かすとC(ソ、ド、ミ)に、G(ソ、シ、レ)のレの指はそのままで、ソとシの指を左に1つ動かすとD(ファ♯、ラ、レ)になります。何度か試してみたら、3つのコードを使ってト長調(ト音記号の横に♯が1つ)の曲を弾いてみましょう。ト長調の楽譜が見付からない人は、次の記事に載っている楽譜を見てください。もう少し頑張ってみましょう。あと2つのコードを紹介します。すでに覚えているコードに転回形は、D レファ♯ラはそのままG ソシレはレソシにA ラド♯ミはド♯ミラにD(レ、ファ♯、ラ)の、レの指はそのままで、ファ♯とラの指を1つ右に動かすとG(レ、ソ、シ)に、D(レ、ファ♯、ラ)の、ラの指はそのままで、レとファ♯の指を1つ左に動かすとA(ド♯、ミ、ラ)になります。できれば曲を弾いて覚えましょうね。ニ長調の楽譜が見付からない人は、次の記事に載っている楽譜を見てください。すでに覚えているコードにE♭は難しいですね。転回形はB♭ シ♭レファのままE♭ ミ♭ソシ♭はシ♭ミ♭ソにF ファラドはラドファにB♭(シ♭、レ、ファ)のシ♭の指はそのままで、レの指とファの指を右に1つ動かすとE♭(シ♭、ミ♭、ソ)に。B♭(シ♭、レ、ファ)のファの指はそのままで、シ♭の指をレの指を左に1つ動かすとF(ラ、ド、ファ)になります。変ロ長調の楽譜が見付からない人は、次の記事に載っている楽譜を見てください。私の手元の楽譜集では、長調の曲が大部分なので、今までの練習すればですけど・・・慣れてきたら、さらに他のコードにも目を向けてみましょう。Am(ラ、ド、ミ)やDm(レ、ファ、ラ)、Em(ミ、ソ、シ)などは、シャープもフラットもないので、簡単に感じるでしょう。覚えやすいコードからで良いので、頑張ってみてくださいね。ここまでは、コードは2分音符で弾ければ十分だと言ってました。少しリズムを変えてレベルアップしてみましょう。「さんぽ」など、元気の良い感じの曲は、基本4分音符で良いと思います。曲の途中で雰囲気が変わったときは、2分音符や、付点2分音符+4分音符にしてみましょう。1拍目と3拍目に、コードの一番下の音、2拍目と4拍目に、コードの上の2つの音を弾いてみましょう。それだけで、ずいぶん雰囲気が変わります。リズムが思い浮かばないときは、楽譜のリズムを参考にしてみましょう。ただし、少しだけ気を付けることがあります。楽譜を見てみると、右手で音を重ねてあり、左手は音が1つのことが多いと思います。低い音が多いと重たくなるからです。右手がギターで、左手がベースだと思えば分かりやすいです。慣れてきたら、右手でもコードを弾いてみましょう。左手はできれば楽譜通りにします。できないのであれば、これも音を減らしてしまいましょう。ここまできたら、楽譜通りに弾けるまで、あと少しです。前奏は、特徴ある曲が多いので、できれば楽譜通りに弾きましょう。どうしても無理なら、曲の最後の2小節や4小節を、前奏として弾く方法があります。前奏部分をうまく変えるにはハ長調の曲が弾けるようになります。7つのコードを覚えると、たくさんの曲が弾けます。うまくできれば、曲の雰囲気に合った伴奏ができます。右手でコードを弾けるようになると、楽譜通り弾いたのと似てきます。コードで伴奏を弾くというのは、決して楽をするためだけではありません。曲を練習する方法が少し変わるだけです。無理なく、少しずつ、ピアノの腕をみがいてください。他のコードも覚えてみようという気になった人は、少しずつ試してくださいね。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。「もっといろいろと知りたい」という方は、保育士・幼稚園教諭のみなさんが、ほんの少しだけ余裕をもって仕事ができたら、プラスの循環が生まれます。ほんの少しだけ余裕をもって仕事ができたら、ほんの少しだけ子どもが落ち着いて、そうするとまた、ほんの少しだけ余裕ができて、効率良く仕事ができる方法を調べたりして・・・そんなプラスの循環の始めの一歩、小さな余裕を生み出すお手伝いをしています。保育に携わるみなさんが元気で明るく働けるよう「保育塾」のサイトをご覧のみなさん、講演やワークショップの依頼、お問い合わせ等をしていただき、ありがとうございます。「保育塾」では、個人の方にも気軽に参加していただけるよう、主にこれらについて、1回10分から20分くらいの内容を、数回に分けてお届けします。完全無料です。自分のペースでOK。途中でやめたくなったらやめてもOKです。 「やってみたい」「もう少し詳しく知りたい」という方は、 大阪の園より求人情報が届いています。 既存の保育求人サイトや、ハローワークの条件には足りないものがあります。 もっと知りたいのは、などです。保育塾は、ただ、積極的な勧誘なども一切しませんので、気長に待てる方はご利用ください。保育塾のサイトで「イベントの告知」「作品の宣伝」その他もろもろの情報発信をしてみませんか?基本的に、掲載料はいただきません。イベントの参加料や商品が高額の場合、また業者の場合は、相応の料金をいただきます。 保育に関するブログを書いている方、いませんか?一緒に保育界を盛り上げていきましょう。要望があれば、できる範囲でサポートさせていただきます。 ここからは、実際の告知・宣伝です↓保育士必見。 保育士必見。  きしもとたかひろさん(ツイートを見て、ファンになりました。本当に子どもと真摯に向き合って、保育のことをすごく考えて、本気で「保育業界は変わらなければならない」と思って活動をしておられます。あなたは「実習生に敬意を払って学ばせてもらう」って、思ったことありますか?この言葉を見て、その日のうちに掲載許可を頂いて、このコーナーを作りました。ツイッターをしていない人も、ぜひ見てください。どの立場から子どもを取り巻く世界を良くしていくかを、真剣に考えました。いまの保育業界を本気で根っこから変えられる仕組みを研究しています。みんなが子どもの可能性をとことん信じて、子どもにとって最善となる保育ができるよう、おもしろいことをしていきたいです。— きしもとたかひろ (@1kani1dai) 感染対策を「できていないとダメ」という監視体制にすると、ストレスだしできてない人を見て非難するようになるので、「協力ありがとう」という関わりからの習慣づけの支援となるように。「10のリスクを0にできないと!」ではなく、対策をしていたら限りなく0に近づいていくという姿勢を心掛けてたい。— きしもとたかひろ (@1kani1dai) コロナ対策もあるからマスクを「暑くなったらはずしてもいいよ」としちゃいがちだけれど、ぼくは外に出るときには出来るだけ外す・ズラすように指導している。普段マスクを義務化しているからこそ「暑くなったら」では子どもの行動は後手になり熱中症対策としては不十分。自己責任にしてはいけない。— きしもとたかひろ (@1kani1dai) 実習のときに、朝の会などでは列に並ばず保育士から問題児扱いされている年長の子が、発表会の練習にはきちんと取り組んでいたので、こっそり「たのしい?」と聞いてみたら「たのしいとかじゃないねん」と真顔で返されたことを、何度も思い出す。ぼくは「たのしいとかちゃうんか」としか返せなかった。— きしもとたかひろ (@1kani1dai) 【子どもが素直に言うことを聞いたときに、ぼくが気をつけたいこと】嫌だと言われたり断られると困るけれど、それもその子の思いなんだよね。すべてに応えられるわけではないけれど、ちゃんと聞いて尊重して大切にされているという経験を積んでもらえるように。久々の漫画です。 — きしもとたかひろ (@1kani1dai) やり方がわからなかったり悩んでいたり、自分もそれを目指しているという人に、こんな方法があるよ僕はこんな視点に気をつけているよ、と後押しできるような伝え方ができたらと思う。否定したり変えようとしたらいざと言うときに耳を傾けてくれなくなるもんね。なんて思いながら久々に漫画書いてます。 — きしもとたかひろ (@1kani1dai) これは掃除機をかけていたらベッドの下から現れた未開封の雪見だいふくさんです。もう一度凍らせたら食べられるかな…と一瞬頭をよぎりましたが、これ以上ダメな大人になりたくないのでごめんなさいしました。— きしもとたかひろ (@1kani1dai) 「古い保育」か「新しい保育」かはそんなに大事じゃないよ。それよりも「かたくな」か「じゅうなん」かの方が重要であって、いくら新しい保育をしていても独善的であれば危ういし、対話的・建設的にその場の最善を見出そうという姿勢があれば、おのずといい保育に向いていくと思う。分断しなくていい。— きしもとたかひろ (@1kani1dai) その人の人生はその人のもので、どんな人生であっても、かけがえのないその人だけのもので、その人の人生ってだけで美しいと思っている。そんなことを思いながら書いたコラムです。反響は少なかったけれど自分では好きな文章です。— きしもとたかひろ (@1kani1dai) 誰かや何かを嫌いになったり気に食わなかったりするのは悪い事ではない。誰しもそんな気持ちがきっとある。けれど、自分がそれを嫌いでいることと、それを相手に伝えることは全く意味が違うよ。嫌いならただ嫌いなままでいればいい。その気がなくても言葉にした時点でそれは傷つける凶器になってるよ。— きしもとたかひろ (@1kani1dai) 小1とクレーンゲームしてたら一回目であっさりと獲得できたからか「今日はいける気がする!今日はいける気がする!」と、博打にハマって大負けする人の定型文みたいなのを言っていて将来が少し不安になった。思った通り全然いけてなかった。投資分回収できずフラグは回収してた。人生だなあと思った。— きしもとたかひろ (@1kani1dai) 私もツイッターやってます。ツイッターで主に書いているのは、ブログで書いた記事の裏話や、全国で保育をしているみなさんとのやりとり、我が子の様子などです。フォローよろしくお願いします。©Copyright2020