雲 に関する 言い伝え
更新:2019.06.21天気は昔から多くの人の関心事だったので、ことわざや慣用句が多く残されています。気象の知識がまだ少ないころに経験則でできたことわざは、現在でも通用するものが多くあり、知っていると役立つでしょう。今回は天気に関することわざ・慣用句、また英語の慣用句についてお伝えします。INDEXはこべは春の七草のひとつで、春に小さな白いかわらしい花をつける植物です。はこべは空気中の水分量が多くなると花を閉じるという性質があるため、雨が降りそうになって湿度が高くなると花が閉じます。はこべの花が閉じるときはもうすぐ雨が降るのだと思っておくと天気を予想するときに便利です。アリの巣穴は雨が降るとたちまち洪水を起こしてしまうため、雨が降りそうになると巣の中の卵をよそへ移すアリもいます。アリが巣穴から何かを運び出しているのを見たら、天気は雨が近いのかもしれません。小さな動物にとっては雨粒も巨大な水のかたまりなので引越しするほどの事態なのでしょうね。鐘の音がいつもより良く聞こえたら、上空に温暖な空気の層がある可能性があります。温暖な空気は音を反射する性質があるため、上空に向かってきた音を地上に跳ね返します。上空にあたたかい空気があると天気は、雨が降る確率が高くなるので、遠くの音が良く聞こえるときは、雨が近いということかもしれません。遠くの音という意味では電車の音もいつもは聞こえないのに聞こえるということが多いのではないでしょうか。いつもより電車の音がやけに近く聞こえたら、天気は雨が降る前兆かもしれません。また、下記の記事は努力のことわざについて紹介した記事です。努力に関する言葉や応援や忍耐についての慣用句についても紹介しています。詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせて読んでみてください。RELATED ARTICLE努力のことわざ16選!努力に関する言葉・格言は?応援・忍耐の慣用句!人の髪の毛は水分を吸うとからまりやすくなります。湿度が高いときに髪がまとまらない、はねやすいといったことが良く起こるのはこのためです。くしがすっと通らずにからまるときや、髪がまとまりにくいときは、天気は雨が近い可能性があります。霜が多くできているときというのは、夜の間に雨が降らず地温が下がっている状態ということです。夜の間に雨が上がって、さらに早朝まで寒いということは、朝から晴れる確率が高くなります。朝起きて地面の土に霜が降りていたら、その日は晴れる可能性が高いです。反対に朝霜が降りないときは雨ということわざもあります。冬の朝に霜が降りないほと気温が高いときは、昼ごろから雨が降る可能性が高いでしょう。太陽や月に薄い雲がかかっていると、前線が活発になって雨が降りやすくなります。太陽や月にうっすらと笠のような雲がかかっているのを見たら、雨が降るかもしれないので折りたたみ傘を用意したり、洗濯物は部屋干しにしたりすると、突然の雨にもあわてずにすみます。また、下記の記事は犬のことわざについてご紹介した記事です。犬のつく言葉や海外の慣用句などについて詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせて読んでみてください。RELATED ARTICLE犬のことわざ12選!犬のつく言葉・格言は?海外・英語の慣用句も!今までうるさいほど鳴いていた蝉が突然鳴きやむことがあります。そういうときは、通り雨が降る直前かもしれません。通り雨や雨をなぜ蝉が知っているのかはわかりませんが、雨が降るときに蝉が鳴きやむことは多いです。蝉が突然静かになったら、雨の準備をしておくといいでしょう。さば雲は魚のうろこや水面のような模様になる雲のことです。さば雲のほかいわし雲、うろこ雲などと呼ばれることもあります。さば雲は前線が近づいたときに出ることが多い雲で、その雲が上空にあるときは雨が降る可能性が高いです。さば雲を見つけたら、雨に備えておきましょう。ちなみにさば雲は秋によく見られる雲です。夏の暑いさかりが過ぎるとこの形の雲をよく見かけるようになります。今年もさば雲が出たなと思ったら、秋の長雨が始まります。いわし雲やさば雲は俳句の季語でもあり、秋の風物詩です。朝焼けは東の空に雲がないときに見られます。日本の多くの地域では西から東へ雲が移動するため、東側に雲がないときは西から雲が近づいてくる確率が高く、昼から夕方にかけて雨の可能性が高くなるでしょう。また同様の理由で、夕焼けは晴れということわざもあります。また、下記の記事は雨女、雨男の特徴について書かれた記事です。雨女・雨男の特徴について詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせて読んでみてください。またお払いに最適な神社もご紹介しています。RELATED ARTICLE雨女・雨男の特徴9選|お祓いに最適な神社は?龍神/神様/自然霊ツバメのエサである虫は湿度が高くなると羽に水分を含むので重くなります。雨が近いと湿度も上がるので、重さから低い位置を飛ぶようになり、ツバメをそれを追うと考えられています。ツバメが低空飛行しているのを見かけたら、雨が近い可能性があるでしょう。またトンボが低く飛ぶと雨だということわざがあります。日本では多くの地域で西から東へと空気が流れているので、夕方西側に雲がないということはしばらく雨は降らないという判断ができます。夕焼けがきれいに見えるときは、明日は晴れる確率が高くなるでしょう。また、東側に雲がない朝焼けは雨とも言います。美しい朝焼けはかなり早朝でないと見られないので、ほとんどの人には見るのは一苦労ですが、夕焼けは見ることができる人も多いのではないでしょうか。美しい夕暮れを見たら晴れが好きな人は「明日は晴れだ!」とテンションが上がるかもしれません。猫が顔を洗ったり毛づくろいしたりするときは、皮膚がかゆいときです。雨が近いとノミや皮膚病が出やすいので、かゆくなり顔を洗ったり、毛づくろいしたりすると考えられています。なので猫が顔を洗う回数が多いときは、雨が降る確率が高いでしょう。とはいえ気まぐれな猫はいつどんな理由で顔を洗うかわかりません。顔を洗っているからといって必ずしも雨が降るわけではないでしょう。また家にいる猫は冷暖房の効いた快適な空間にいることも多いので、あてにならないかもしれません。また、下記の記事は雨の夢の夢占いについて書かれた記事です。雨の夢の夢占いについて詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせて読んでみてください。RELATED ARTICLE【夢占い】雨の夢の意21選!大雨や豪雨・雨に濡れる夢の意味は?いろいろなことがうまくいかなくていつも雲に覆われているように感じていても、その雲の裏側はすべて銀色に輝いている、つまり悪いことばかりではない、という意味のことわざです。悪い面ばかり見過ぎないようにアドバイスするときに使われます。悪いことはそうそう起こるものではないという意味の言い伝えです。どんなにひどい災害も2度同じ場所で起こることはないのと同じように、ひどいことが立て続けに起こることは少ないと、災難にあって落ち込んでいる状況の人によく使われます。早朝の雨は夜の間も降っていることがあるので、昼前にあがることが多くあります。それと同じように、朝雨がどしゃぶりだったからといって、昼も雨が降っているとは限らない、つまり悪いことはそのうち好転するという意味のことわざです。良くないことが続く状況で使われることわざです。また、下記の記事は猫のことわざについて紹介した記事です。猫のつく言葉や海外の慣用句についても詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせて読んでみてください。RELATED ARTICLE猫のことわざ12選!猫のつく言葉・格言は?海外・英語の慣用句も!天気を知ることは今も昔も人々の生活にとって重要なことです。昔は今ほど気象について知られていませんでしたが、雨や晴れ、嵐などをあらかじめ予期することは周辺の状況を観察することである程度できていたようです。天気のことわざは昔の人々の気象に関する知恵でもあります。中には現在の気象の知識とはつじつまが合わないことわざもありますが、天気のことわざは経験で得てきたものも多いので、今でも通用することが多いです。天気のことわざや慣用句をたくさん知っておくと、天気を予測するのに役立つかもしれません。また、下記の記事は馬のことわざを紹介した記事です。馬のつく言葉や格言、海外の慣用句などについて詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせて読んでみてください。RELATED ARTICLE馬のことわざ10選!馬のつく言葉・格言は?海外・英語の慣用句も!Copyright 2020 BELCY All Rights Reserved.