大人虎変 君子豹変 小人革面

震、亨。震来虩虩。笑言唖唖。震驚百里、不喪匕鬯。 鼎、元吉。亨。 九五、大人虎変。未占有孚。 上六、君子豹変。小人革面。征凶。居貞吉。 各爻解義 初九 しっかりと地歩を固め、積極的行動をしてはならない。 六二 十分時期の熟した後、改革を行う。前進して吉、咎はない。 九三 自重を要する 小過、亨。利貞。可小事、不可大事。飛鳥遺之音。不宜上、宜下。大吉。


巽、小亨。利有攸往。利見大人。 豊、亨。王假之。宜日中。 帰妹、征凶。无攸利。 家人、利女貞。 遯、亨。小利貞。 益、利有攸往。利渉大川。

蹇。利西南。不利東北。利見大人。貞吉。 萃、亨。王假有廟。利見大人。亨。利貞。用大牲吉。利有攸往。 漸、女帰吉。利貞。
辞に、用(もっ)て大作と為すに利し。元吉。咎なし。伝に、下・事を厚くせざるなりとある。「為大作」は「大作を為す」と解するのが通説である。大作は大いなる作用・大事・大仕事で、これをやってのければよろし。益は損よりも一般に好ましいことであるが、自由にせよ、民主にせよ、委任にせよ、これは重大な問題であって、軽々しく行えることではない。踏み出し、最初に当たって余程自重せねばならぬ。下は元来事を厚くせぬものである。どうしても軽率になりがちであると解する方が、よく現実に当てはまると言える。夬、揚于王庭。孚号、有厲。告自邑。不利即戎。利有攸往。 未済、亨。小狐汔済、濡其尾。无攸利。 節、亨。苦節不可貞。 渙、亨。王假有廟。利渉大川。利貞。

・大人虎変(たいじんこへん) ・大賢虎変(たいけんこへん) 【対義語】 ・小人革面(しょうじんかくめん) 【英語訳】 A wise man changes his mind,a fool never. 旅、小亨。旅貞吉。 姤、女壮。勿用取女。 既済、亨小。利貞。初吉終乱。 「君子は豹変す」という言葉は、昔はよい意味で使用されていたが、今は悪い意味で使用されることが多い。したがって相手を怒らせてしまわないようにしなければならない。この四字熟語を使用する時には、注意しよう。©Copyright2020 井、改邑不改井。无喪无得。往来井井。汔至亦未繘井、羸其瓶、凶。 晋、康侯用錫馬蕃庶、昼日三接。 易経の原文をたどると、「君子豹変、小人革面」とあり、「立派な人物は、自分が誤っていると分かれば、豹の皮の斑点が、黒と黄ではっきりしているように、心を入れ変え、行動の上でも変化がみられるようになる。 上に多感な時期の少女、下にやはり多感な少年がいる。二者相互の感受性が頂点に達し「咸」という。繋辞伝では「その拇に感ず」としている。 困、亨。貞。大人吉无咎。有言不信。 兌、亨。利貞。 升、元亨。用見大人。勿恤。南征吉。 五爻 大人虎変す。いまだ占わずして孚あり。 上爻 君子豹変す。小人は面を革む。征けば凶。貞しくして居れば吉。 (小象伝) 初爻 鞏むるに黄牛を用うるは、もって為すあるべからざるなり。 二爻 已める日にしてこれを革むるは、行きて 6 革: 大人虎變,其文炳也。7 革: 君子豹變,其文蔚也。小人革面,順以從君也。意味が平明になるように、同じホームページの英語の解釈を見てみましょう。今回注目は、6と7です。7がいわゆる君子豹変、6がちょっと似た表現大人虎 The wise man adapts himself to any conditions. この爻を中心として前後を見れば「坎水」である。変ずれば「地雷復」の卦である。正を以て進むべきである。艮其背不獲其身。行其庭不見其人。无咎。 明夷、利艱貞。 咸、亨。利貞。取女吉。 恒、亨。无咎。利貞。利有攸往。 解、利西南。无所往、其来復吉。有攸往、夙吉。 『大人虎変 君子豹変 小人革面』 『易経の原文をたどると、「君子豹変、小人革面」とあり、立派な人物は、自分が誤っていると分かれば、豹の皮の斑点が、黒と黄ではっきりしているように、心を入れ変え、行動の上でも変化がみられるようになる。 睽、小事吉。 損、有孚。元吉。无咎。可貞。利有攸往。曷之用。二簋可用亨。 君子豹変 過去のブログにも取り上げた言葉です。君子豹変す、などとも言います。大人虎変という言葉もあるようです。 易経という中国の儒教の書物に書いてある言葉です。 君子豹変の意味について(易経数え歌さん?)に詳細な解説があるので、興味がある方は見てください。 大壮、利貞。 中孚、豚魚吉。利渉大川。利貞。 革、巳日乃孚。元亨。利貞。悔亡。 出典:『易経』革 解釈:君子は過ちを悟ればすぐに改め、善に移ることが非常にはっきりしている。転じて、態度や考えなどを急にかえること。 革面 … 表面だけをかえて、その本質はかわっていないこと。うわべだけ服従すること。面を 革 ( あらた ) む。