ロンドン ドライジン 飲み方
敷居が高いと思われがちのジンは、その特徴やどのように飲んだら美味しく飲めるかを知っておけば、初心者でも失敗することなく飲むことができるのです。そこでこちらではカクテルやストレートなど本当に美味しいジンの飲み方をご紹介していきます。 #イギリス#ロンドンShareTweetBookmarkShare「イギリスに行ったらビールとスコッチウィスキーを楽しむ!」そう心に決めている方も多いのでは? ぜひそのリストの中にジンも加えてみてください。「ロンドンで絶対ジンを飲んでほしい!」その理由と、ロンドンでのとっておきのジンの楽しみ方、そしてお土産に最適なジンの銘柄をご紹介します。ジンの世界的産地はイギリスとオランダ、ドイツの3か国ですが、その中でも最も有名なのがイギリスのドライジンです。とくにロンドンでは産業革命の頃から労働者の間でジンが愛飲されるようになりました。現在でもビーフィーターやバーネットなどの有名ブランドから小さなメーカーにいたるまで、多数のジン蒸留所がロンドンにあります。最近ではイギリス国内でもジン・ブームが巻き起こっており、2016年末にはロンドンにジンを満喫できるジン・ホテルができたほど。「ビールやスコッチウィスキーもいいけど、ロンドンに来たらジンもぜひ試してくれなくっちゃ」というのが多くのロンドンっ子の本音です。どのパブやバーでもジントニックが注文できますが、以下にご紹介するようなジン蒸留所や本格的なジンバーを訪れれば、ロンドンっ子が愛してやまないジンの魅惑的な世界にさらにどっぷりと浸ることができます。ロンドン・ジンのブランドにはいくつもありますが、最も有名なのがビーフィーター(Beefeater)です。ロンドン中心地からほど近い場所に蒸留所があり、毎日、30分ごとに見学ツアー(英語のみ。所要時間1時間15分)を開催しているのでぜひ気軽に参加してみましょう。予約はオンラインで簡単に行えます。前半はインタラクティブな展示がいっぱいのコーナーを自由に見学します。17世紀末以来、ロンドンで盛んに醸造されて飲まれるようになったジン。あまりにも人気が高まりすぎて酔っ払いによる犯罪などが増加したためにとうとう1750年にジンの販売が事実上禁止されたこと、そんな中でも工夫を凝らした密売が行われていたことなど、興味深くもユーモラスなジンの歴史をたっぷり学べます。後半はガイドが登場し、ジュニパーを始めとするジンの風味をつけるハーブや果物などの紹介を受けた後、いよいよ実際の蒸留所へ!蒸留の方法をわかりやすく説明しつつ、蒸留したジンを割るための水はスコットランドから軟水をわざわざ取り寄せているなど、面白い話が聞けます。最後はお楽しみの試飲タイム!その場で飲むジントニックか持ち帰り用のジンの小瓶のどちらかを選べます。何も言わなければジントニックが出てきますが、お酒に弱い方はお土産用の小瓶をリクエストしましょう。その場合はノンアルコールカクテルも出してくれます。ちなみにビーフィーターを使ったジントニックはオレンジとレモンを飾るのがおすすめの飲み方だそう。すっきりフレッシュで正統派のおいしさ!ショップにはジンやグッズなどが多数販売されています(エコバッグ5ポンド、ペン8ポンド、ノート10ポンドなど)。ジン好きの方へのお土産にすると喜ばれますよ!世界各国から400種類のジンを集めたロンドン最大のジンバーが先ごろオープンし、大きな話題を集めています。場所は地下鉄ホルボーン駅のすぐ近くで、大英博物館を見学した帰りにも立ち寄りやすいロケーション。ホルボーン・ダイニング・ルームという広いレストランの一角がジンバーになっています。おすすめのジントニックが1杯14ポンド~とかなりの高級店ですが、そのおいしさと店内のスタイリッシュな雰囲気はお墨付き! 自分へのご褒美にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。ロンドンでの忘れがたい思い出ができること請け合いです。お酒に詳しい方ならバーテンダーに自分で好みをリクエストして、究極の一杯を作ってもらいましょう。「そこまで詳しくないし、何を飲んだらいいかな」という方にはメニューに載っている写真左のサイレント・プール(Silent Pool)をおすすめします。ロンドン近郊のサリーで作れられたこのジンは、地元で栽培されたカモミールや洋ナシが香る華やかなお酒。イギリス人の大好きなエルダーフラワーというハーブで香りづけされたトニックウォーターで割られています。紅茶を愛する方には、見た目も可愛い写真右のアールグレイ・マーティーニ(Earl Grey Mar-Tea-ni)を。ロンドンの人気蒸留所シップスミスのロンドン・カップ(アールグレイのティーバッグやレモンバーベナなどのハーブを漬け込んだジン)に卵白やアールグレイシュガーで風味をつけたもので、甘さがあって飲みやすく、柑橘系の爽やかさも楽しめます。ロンドンでジンを堪能したら、お土産にもジンを買っていきたいという方も多いのでは?日本には760mlのものを3本まで持ち帰ることが可能ですが、気をつけたいのは購入するジンの銘柄です。というのも、日本では現在かなり多種類のイギリス産ジンが販売されているので、せっかく持ち帰るなら、味の良さは言うまでもなく日本で入手困難なジンを選ぶと良いでしょう。イチオシはイングランド中東部で作られているワーナー・エドワーズ・ヴィクトリアズ・ルバーブ・ジン(Warner Edwards Victoria’s Rhubarb Gin)。ジン好きのイギリス人がこぞって推薦するこの芳醇なジンは、ジントニックやドライマティーニとして楽しめるほか、ジンジャーエールとミックスして飲んだときの爽やかさはジンが苦手な方でも虜になるほど。ルバーブ(イギリスでパイなどのデザートによく使われる酸味のある野菜)のピンク色も鮮やかで目を引きます。ロンドン産にこだわるならポートベロ・ロード・ロンドン・ジン(Portobello Road London Gin)がおすすめです。こちらはシンプルにジントニックとして飲むのに最適。レモンやライム、あるいはイギリス人の飲み方に倣ってきゅうりのスライスを入れても爽やかで合います。いずれも高級路線のスーパーマーケットであるウェイトローズ(Waitrose)やマークス・アンド・スペンサー(Marks & Spencer)で販売されています。日本まで瓶を持って帰るのは億劫という人は、すでにミックスされたジントニックをスーパーで購入してホテルで就寝前に楽しんでみてはいかがでしょう。おすすめはフェンティマンス&ブルーム・ジン・アンド・トニック(Fentimans & Bloom Gin & Tonic 275ml)です。ジンメーカーの老舗ブルームとおいしいソーダで有名なフェンティマンスはいずれもロンドン生まれ。しゅわっと爽やかで粋なロンドンの味を、どうぞお気軽にお楽しみください。価格:ワーナー・エドワーズ・ヴィクトリアズ・ルバーブ・ジン38ポンド、ポートベロ・ロード・ロンドン・ジン22ポンド、フェンティマンス&ブルーム・ジン・アンド・トニック3ポンド(すべてウェイトローズの場合)いかがでしたか? ロンドンの歴史と深い関わりをもつジン。この街で一杯のジントニックを楽しめば、また一段深くロンドンを知ったと言えると思います。なお、今回ご紹介したロンドン・ドライジンはごく一部。さらにはロンドンの他にも素晴らしいジンを誇る都市がイギリス国内のあちこちにあります。お酒がお好きな方はぜひ滞在中にいろいろなジンを試して、お気に入りのブランドを見つけてみてくださいね。Cover photo by VisitBritain村上 百合大阪生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒。旅行業、編集業を経て独立。書籍や雑誌、ウェブサイトなどで執筆を行うかたわら、英語・フランス語の翻訳も手掛ける。ロンドン在住。好きなイギリスの食べ物は紅茶とスコーン、そしてパブで食べるパイ。ShareTweetBookmarkShareページトップへ戻る ジンは大きく分けて4種類のジンがありますが、王道の飲み方は種類によって異なります。 以下、種類ごとのおすすめの飲み方をご紹介していきます。 スポンサードリンク . 「クラフトジン」。最近『roku』などの日本銘柄も造られるようになり、バーでおすすめされる機会が多くなった人気上昇中のお酒です。醸造所がある地域の特色を活かしたクラフトジン。その定義や美味しい飲み方、おすすめの人気銘柄&種類についてご紹介します。 お酒が好きな人ならジンも飲んだことがあるという人も多いでしょう。しかしジンには種類がたくさんあることをご存じでしょうか。今回は美味しいジン飲み方を紹介します。ジン飲み方やジンの割り方など、家でも楽しむことができる飲み方を紹介させていただきます。 トップページ > 美味しい飲み方と割り方 > ビーフィータージンおすすめの飲み方と割り方 柑橘系の香りが爽やかな超定番 ビーフィータージンは安くて旨いと人気のジンで、バーに行けばどこにでも置いてあるくらいポピュラーです。 外の意外な反応と日本人が気づかない美味しいポイントを調べました。私たち日本人が知らない日本酒の魅力を知っておきましょう。あなたは日本酒に合う酒の肴と聞いて、何を思い浮かべますか?今回は日本酒に合うおすすめの酒の肴をランキング形式で紹介します。最近お家で手軽に晩酌できる家飲み・宅飲みが流行っているので、美味しい食べ方やアレンジ料理を取り入れて紹介していきます。12345Copyright (C) vivre, All Rights Reserved ロンドンでジンを堪能したら、お土産にもジンを買っていきたいという方も多いのでは? 日本には760mlのものを3本まで持ち帰ることが可能ですが、気をつけたいのは購入するジンの銘柄です。 実はオールドトムは、ロンドンドライジンより歴史が長く、18~19世紀ごろに誕生していたとされています。 当時は連続式蒸留機がなく、荒い味わいにならざる得なかったジンを、飲みやすくするために砂糖を加えたのが始まりとされています。

最もスタンダードなのがドライ・ジン