アジャイル プラクティス 一覧

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アジャイル開発とは?今さら聞けない開発手法のメリット・デメリット|発注ラウンジは、発注に必要な様々なノウハウや「発注ナビ」で実際にシステム開発を発注された方々のインタビューなど、発注担当者様のためのお役立ち情報を満載したサイトです。 変動対応開発と機能提供の担保のために、プルシステムであるチケット駆動開発と予算や開発者数を決定するPPM(Program Portfolio Management)が併存し、開発平準化を実現する。これによって「統制と自律の調和」、「コストとスピードの調和」を図れると述べました。「統制と自律の調和」とは「トップダウンとボトムアップの調和」であり、「コストとスピードの調和」は、「規模とスピードの調和」です。これはつまり、ウォーターフォールとアジャイルの調和に他なりません。「統制と自律の調和」、「コストとスピードの調和」という課題をハードウェア製造業では既に気づき解決していました。アジャイル開発にあっても、エンタープライズアジャイルの進展による大規模化が進めば「なにをどれだけつくるか?」の変動がコストドライバーになります。これを制圧するための解決策がPPMになり得そうです。ウォーターフォール開発に慣れ親しんだ方々の中には、「アジャイル開発では、リファクタリングやペアプログラミングなど、コスト増を招くだけで機能性を高めることもない習慣を推奨している」と、眉をひそめる方もまだまだいらっしゃいます。原価低減による利益確保を習慣としてきた方々にとっては当然の発想なのかもしれません。確かに、リファクタリングやペアプログラミング、それにテスト駆動開発も付加価値や機能性を高めることは無いでしょう。しかし、これらはコストのみを高める活動ではなく、コストドライバーを制圧する活動です。制圧能力を高める活動なのです。実は、ハードウェア製造業にもリファクタリングに似た活動があります。5Sと呼ばれる活動がそれです。製造工程おもに生産現場で活動するのが5S(整理:Seiri、整頓:Seiton、清掃:Seisou、清潔:Seiketsu、躾:Shitsuke)です。要るものと要らないものを分けて要らないものを捨てる、あるべき場所にあるべきものを格納する、いつでも使えるようにする、誰が見てもわかりやすい状態を維持する、ルールや規律を習慣づける。これらの活動のことです。製造業の方々は概ね5Sの活動を大切にされています。これらの活動はそこで働く人々の意欲や能力を高め、原価低減に寄与します。しかし、既に開発工程で決定済みのコストドライバーを製造工程で制圧することは叶いません。原価企画やフロントローディングなど、ハードウェア製造業によって培われた知見を持ち込むにあたり、開発工程でつくり込まれ得るコストドライバーをアジャイルプラクティスによって制圧することは、『ソフトウェアであること』そして『ソフトウェアは開発と製造が同時進行すること』をうまく利用した原価管理であるといえるでしょう。 アジャイル 開発の原価 ... ここまで、アジャイル開発ではプラクティスによってコストドライバーを制圧すると述べました。 ... テクノロジーコラム一覧. 情報処理学会は、1960年の設立以来、めまぐるしく発展する情報処理分野のパイオニアとして、産業界・学界および官界の協力を得て、指導的役割を果たしてきました。これまで発行したデジタルプラクティスの論文を無料で閲覧できます. アジャイルとの関係 2002年、XPと出会う (長い間、一人で悶々とし続ける) 2013年からAgile Japanに参加(聴講者) 現在は、アジャイルを実業務へ 適用/推進する為に奮闘中 自己紹介 その頃、Fordは彼らがいうアジャイル変革の真っ只中でした。ウォーターフォールのマインドセットで取り組んでいた従来的なチーム全てを、アジャイルのプラクティスに移行させようとしていたのです。 近年日本で話題になっているXP ( eXtreme Programming ) [3] は, このようなアジャイル開発手法の最も有名な具体例です. アジャイル開発手法の導入 アジャイル開発手法の導入のため、基本的な要素の説明をします。 アジャイルなチーム アジャイルなチームは各メンバーに明確な役割はなく、 自ら動いて状況に応じて開発を行うことが必要となる。 坂田 晶紀(さかた あきのり)株式会社富士通ソフトウェアテクノロジーズ Agile⁺開発センターメインフレームOS、主にシステム資源最適化プログラムの開発に従事。 2121 0 obj <>/Encrypt 2106 0 R/Filter/FlateDecode/ID[ ベストプラクティスのリストを作成することは、アジャイルな移行のためのbdufのようです。 アジャイルにしたい場合は、アジャイルな方法でそこに着手してみてください。 あなたの現在のプロセスで最悪の問題は何ですか? それに対して, アジャイル開発手法とはアジャイルなソフトウェア開発を実践するための価値, 原則, プラクティスなどの指針を提供するものです.

2020年6月2日公開ここでは、アジャイル開発ではどのようにEoCやEoTを維持向上させているのかをみていきます。ウォーターフォール開発におけるコストドライバーの制圧方針は、「計画どおりにやる」、「間違えないようにやる」ことでした。コストドライバーは設計時に決定済みであるため、分業しやすい設計や経験済みのノウハウ(フレームワーク、チェックリストなど)の横展開、あるいは専業分業体制によって、コストドライバーを制圧してきたのです。これに対してアジャイル開発では、開発工程の後工程が開発工程であるため、コストドライバーを常につくり込み続けるリスクがありました。このため、コストドライバーそのものを最小化する作戦をとる必要があります。変更しやすい(EoC)設計、試験しやすい(EoT)設計でコストドライバーを制圧する必要があるということです。それはすなわちEoCとEoT、ISOでは修正性と試験性、そして解析性とモジュール性を向上させるように、ソフトウェア構造を維持改善し続けるということです。アジャイル開発では、コストドライバーをいくつかのアジャイルプラクティスで制圧しています。XPのプラクティスのうち、『開発のプラクティス』と呼ばれるプラクティスを見てみましょう。このように、これらのプラクティスはソフトウェアの保守性を成す修正性(修正容易性、EoC:Ease Of Changing)や試験性(試験容易性、EoT:Ease Of Testing)を直接的に高めるとともに、修正性や試験性に寄与する解析性やモジュール性も高めています。(日本工業規格 JIS X25010:2013(ISO/IEC 25010:2011)を参照して作成)XPのプラクティスはコストドライバーを制圧しているといってよいでしょう。ここまで見てきたXPのプラクティスは、技術的プラクティスであるといわれているようです。しかしそうでしょうか?上図を眺めてみると、そうではないように思われてなりません。PlanningとFeedbackのループ、しかも大小さまざまな相似的なループはマネジメントサイクルを表していると判断せざるを得ません。しかも秒単位から月単位までの相似ループは、品質、コスト、デリバリー、スコープを同時にマネジメントするサイクルであると見てとれます。コストだけを切り離してマネジメントしている訳ではありません。アジャイル開発(特にXP)では、WIPを絞ってデリバリーを短縮し、インクリメンタル&イテレーティブなプロセスによって品質を積み上げると同時に、コスト(コストドライバー)を制圧する作戦をとっているといえます。ここまで、アジャイル開発ではプラクティスによってコストドライバーを制圧すると述べました。しかし、プラクティスは制圧の機会を確保しているにすぎません。機会を利用して下図は、テクノロジーコラム開発プロセスのアウトプットは、ソフトウェアだけではなく「改善されたプロセス」、「新たに生み出されたプラクティス」そして能力が高まったチームメンバー(開発者たち)であることを示しています。この図に示したイテレーションサイクルだけではなく、図 『Planning and feedback loops in extreme programming』で示した(秒単位から月単位まで)大小さまざまなサイクルの中で、個人の知見や知識が伝搬され、開発技術者のスキル、チームの開発能力が向上します。コストドライバーの制圧だけではなく、制圧能力自体も高めているのです。テクノロジーコラム