茨城県 自然博物館 化石

せっかくの休日が雨。そんなときの切り札が ミュージアムパーク茨城県自然博物館 ! 親子でもカップルでもok。詳しい分野がなくても安心してください。見るだけで楽しめます。

子育てやお出かけの疑問を編集部が実際に体験・調査する「調べてみた企画」。第5回は、12.5万年前の砂から化石を採る「化石堀り体験」が、なんとワンコイン(500円)で体験できるスポットに行き、魅力を調べてみました。持ち物や採るときのポイント、採った化石をキレイにする方法などを紹介します!編集部の3人が向かったのは、「本館の外に広がる「野外施設」には芝生広場や水の広場のほか、昆虫の森や野鳥の森など豊かな自然を使って遊べます。12万5000年前の貝化石が採集できる「貝化石探し」は野外施設で行うので、野外施設のみの入館なら、実際に行ってみて、必要だと感じたものをまとめてみました。動きやすい服装や着替え、夏場は暑さ対策にタオルや帽子があると便利です。採集した貝化石はまずは野外施設の自然発見工房まで徒歩で移動。本館から約10分くらいの距離があります。自然発見工房で受付を済ませると、写真右手にある白い砂のところと、古代の広場手前にある「貝化石採集場」で貝化石が採れます。古代の広場は土管などもあって貝化石採集場は砂場のようになっています。自然発見工房には、採集できる貝化石の見本が置いてあります。見本はどれも「一級品」とのことで、このサイズや形のまま採るのは難しいのですが、かなりの種類の貝が採れることがわかります。なかでも現在絶滅した貝化石はレア中のレア。ブラウンイシカゲガイも絶滅種。現代では採れないと言われると、がぜん見つけたくなります。今回は特別に取材に同行していただいた学芸員の相田裕介さんにお話を聞きながら採集しました。早速ですが貝化石探しをするときのコツは?話を聞いてみると、採集場にある砂は博物館とは別の場所(茨城県稲敷郡阿見町島津)にある木下(きおろし)貝層と呼ばれる地層から運ばれてきたものだそう。また、すでに誰かが掘った場所にはないこともあり、ヒントをまとめると、やっぱり「宝探し」という感じですね。いかに貝化石が多く眠っている場を探り当てるのかがカギになりそうです。いよいよ編集部員3人が貝化石掘りにチャレンジ! 30分一本勝負で、シャベルで砂を掘り、すくいあげた土をチェックします。ここ数日雨が降らなかったので、砂が固くて小さな子どもだと掘りにくいと感じました。相田さんによると開始数分で、相田さんはキレイな貝化石を発見。化石というと石のようなものをイメージすると思いますが、12万5000年前くらいでは砂が固まらないため、掘っているうちに編集者Sが比較的大きな貝化石を発見。それを見た相田さんが「おっ、イタヤガイですね」と即答。パッと見ただけで貝の名前をズバズバ当てる姿がカッコイイです。「これは?」「あ、コレ大きい!」「惜しい! 端が欠けちゃってる…」などと、3人が大騒ぎしているとあっという間に30分が経過。果たしてその結果は…?男性編集部員・Sが採った数では圧勝! その理由は貝化石がたくさんあるポイントを発見できたことにあります。相田さんが教えてくれたようにSは興奮のあまり素手で触っていますが、最後の10分で40個ほど採ったので、数を重視するならポイントを見つけられるかどうかにかかっています。数が少なくても、相田さんに見てもらったところ、Sが採集した比較的大きくキレイな形をしているハスノハカシパンウニと、ゴイサギガイ、エゾタマガイが比較的レアなものだとのこと。「エゾタマガイはゴイサギガイにとりついたあと、酸で貝殻に穴を開けて身を食べます。これはそのときの穴です。捕食する側と捕食される側が近くで見つかったということが、当時の海の様子を想像できるという意味で価値があると思います」貝化石は1人5個まで持ち帰れるので、それぞれ厳選して袋に入れます。残った貝化石は再び穴に埋めておきましょう。戻ってきたらシャベルを洗って返却して採集終了。でも、貝化石の楽しみ方は掘ったあとも続くのです!自然発見工房に戻ってきたら、貝の大きさや形などの特徴から貝化石の名前を調べます。工房には大きな分類表があり、自分で調べていきます。小さな子どもの場合は保護者が一緒に調べてあげるといいですね。貝化石の名前がわかったら、次に「ラベル」をつけます。化石の名前と時代、産地、見つけた人の氏名などを記入します。化石とラベルがセットになって初めて化石としての価値が出ます。これも忘れずに行っておきましょう。相田さんによると「貝化石掘りは採ること自体を楽しんで帰ってもいいですし、小学校高学年以降なら貝が採れた地域を調べれば、当時の海の水温が推測できるほか、外套湾入(がいとうわんにゅう)という三角形のようになっている部分が奥にあるほど、深いところに生息していたということがわかるそうです。「そのまま土を落とそうとすると貝が壊れてしまうことがあります。相田さんのアドバイスを受けて、ひと晩水につけてみたところ、だいぶ砂がとれていました。歯ブラシで磨くとかなり砂が落ちてキレイになりました。ハスノハカシパンウニの特徴的な模様もハッキリと見えるようになっています。今回の取材では体験できませんでしたが、毎月第1・第3土曜日は「化石クリーニング体験」を行っています(要予約)。ワンコイン以下で楽しめる化石掘り体験を紹介してきましたが、じつは体調9.1m、高さ5.3m、推定体重10tのティラノサウルスやトリケラトプスなどが茨城県近隣で発掘されたナウマンゾウも展示。チョウやバッタ、カブトムシなどを拡大した模型もあり、生き物の生態がよくわかります。水に棲む生き物の展示も精巧な模型や、実際の魚が泳ぐ水槽もあります。企画展も定期的に開催。取材時点では「変形菌」をテーマにした企画展が行われていました。2018年6月10日(日)までの期間限定です。「ミュージアムパーク 茨城県自然博物館」スタッフに聞いてみたところ、「入場者のピークはお昼前後で、土日はやはり混み合います」とのこと。また、平日でも遠足などで団体がくることが多く、団体は「雨の日のみの予約」が入ることもあるので、クリップリストに保存しましたいこレポをより良いメディアにするために、是非あなたのご意見・ご要望をお聞かせください ミュージアムパーク茨城県自然博物館 (みゅーじあむぱーくいばらきけんしぜんはくぶつかん) 所在地 〒306-0622 茨城県坂東市大崎700番地 TEL 0297-38-2000. 貝化石探し ※当面の間,中止します。 古代の広場にある砂場で12万5000年前の貝化石を採集することができます。 採集した化石は1人5個まで持ち帰ることができます。体験希望者は自然発見工房での受付をお願いします。

リピーター率75%のミュージアムパーク茨城県自然博物館(坂東市) 2019/09/16. 茨城県の岩石: 花崗岩(主要産地:八溝山地南部): 展示してある場所:筑波山塊・ミュージアムパーク茨城県自然博物館・地質標本館など 八溝山地南部の主要部をつくる深成岩類で,日本の大地が大陸縁辺部にあった約6000万年前に,地下でマグマが貫入・固結してできたものである。

ワンコインで化石堀り体験ができる「ミュージアムパーク 茨城県自然博物館」とは? 編集部の3人が向かったのは、「ミュージアムパーク 茨城県自然博物館」。本館では宇宙から地球の生い立ち、自然の仕組みや生命の不思議などをユニークな展示で解説しています。 茨城県板東市の「茨城県自然博物館」について、公式サイトとは一味違ったユーザー視点からの情報をたくさんの写真を使って紹介しています。博物館と大きな公園という最高の組み合わせ。宇宙や人類について勉強して、外の公園では思い切り楽しめます。 団体での体験の場合は事前に電話で予約。毎月 第1・第3土曜日午前 10:00~11:00 , 11:00~12:00予約受付は電話のみ(前日まで)0297-38-0927(9:30~12:00,13:00~17:00) Googleマップへリンク.

料金 ミュージアムパーク 茨城県自然博物館 〒306-0622 茨城県坂東市大崎700 tel:0297(38)2000 fax:0297(38)1999