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水をモチーフにした和柄【青海波】の意味 次の和柄は、波のような模様が特徴の青海波という和柄です。 いくつものアーチが重なってどこか動きがあり、柔らかい雰囲気になっています。

検索したいワードを入力してください初回公開日:2018年01月10日更新日:2020年03月13日記載されている内容は2018年01月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。 青海波は、広い海がもたらす恩恵を感じさせる柄で、無限に広がる波の文様に未来永劫へと続く幸せへの願いと、人々の平安な暮らしへの願いが込められた縁起の良い柄 … 雲の文様は歴史が古く、奈良時代から用いられてきました。絵巻などにもよく描かれています。雲の形が多様なように、文様もバリエーションが多く、横一文字の「一文字雲」、雲を呼ぶ竜を組み合わせた「龍雲文」のほか、「渦巻雲」「枯木雲」などがあります。鶴など、空を飛ぶ動物を組み合わせたデザインも多くみられます。 和柄とは文様のことです。 文様を規則正しく並べ、パターン化して平安時代より受け継いできたのが和柄です。和柄にはさまざまなパターンがあり、それぞれの種類にいろいろな意味があります。種類ごとの意味を知ると、和柄を選ぶときの参考にできます。 青海波(せいがいは)柄が持つ意味. こんにちは。クリーマ編集部の庄司です。 着物や千代紙、和雑貨などで見かける「和柄」。古くから使われてきた柄は見るだけでなんだか安心するような親しみを感じます。そんな和柄は、柄の成り立ちやモチーフなどから特別な意味を持つものもたくさんあるのですが、「柄は思い浮かぶのに、呼び方が出てこない」「縁起がいいのは知ってるけど、どんな意味だっけ…」というものも少なくないはず。 そこで今日は、縁起の良い意味を持つ和柄の名前と、その意味をご紹介します。おめでたい意味の柄は、贈りものに取り入れると気持ちを伝えるきっかけにもなりそうです。意味を知ると、和柄をもっと身近に取り入れたくなりますよ。和柄は日本で古くから伝わる模様の総称で、土器や仏具、着物などの柄に使われてきました。線や図形などを組み合わせた幾何学模様の他、身近にある自然からかたどった模様や、中国など海外から伝わった模様に日本独自のアレンジや意味付けがされたものなど様々なものがあります。その中で縁起の良い意味を持つ柄を特に「吉祥柄(吉祥文様)」と呼び、今でも結婚式や長寿のお祝いなどおめでたいシーンでよく目にします。より華やかに装ったりおめでたい意味を強調するため、複数の模様を組み合わせて使うこともあります。和柄はアレンジも豊富で驚くほどバリエーションがありますが、ここでは縁起の良い意味を持つシンプルな8つの柄を取り上げます。その意味を身近に感じられる和柄の作品もご紹介。大切な人へのプレゼントや、自分自身のお守りにもおすすめです。「麻の葉」は、麻の葉をモチーフとして正六角形と結びつけた幾何学模様。もともと魔除けの意味がある三角形が集まってできた六角形は、より強力な魔除けの力があると考えられました。また、麻の丈夫さ・成長の早さにあやかって子どもの健やかな成長を願い、赤ちゃんの産着や子どもの着物によく使われる柄でした。「子どもがすくすく育つように」と願いを込める麻の葉模様は、ベビースタイならお宮参りやお食い初めなどイベントの日はもちろん、普段から身に着けやすいアイテム。お守りとして麻の葉模様を持ち歩くなら、つる草が四方八方に力強く伸びていく様子を模様にした「唐草」は、強い生命力や繁栄を象徴します。一家の繁栄を願って結婚祝いに取り入れたり、快気祝いにもいいかもしれません。ちなみに、泥棒が唐草模様の風呂敷を持って逃げるのは、どこの家にも唐草の風呂敷があったから。もともと風呂敷は嫁入り道具や贈答品を運ぶのに使われてたそうで、唐草模様が本当に重宝されていたことが伺えます。赤い唐草のスカーフを巻いた柴犬が可愛らしい、同じ大きさの三角形が整然と並ぶ「鱗」。シンプルな構成のためか、世界中で古くから見られる模様です。日本では蛇の鱗がイメージされ、脱皮の様子から「再生」「厄除け」の意味が込められています。新しい環境で心機一転頑張りたい時のお守りにいかがでしょう?白いマットな陶器に金彩で和柄が施されたお手玉をイメージしたころんと丸い形が可愛らしい、長襦袢の生地で仕立てた亀の甲羅に見立てた六角形を並べた「亀甲」。亀が長寿の象徴であることから、亀甲も長寿を意味する吉祥柄です。六角形の中に他の模様を組み合わせるアレンジも数多くあり、今でも様々なお祝いの席で好まれている柄。敬老の日や誕生日を祝うプレゼントにもおすすめです。六角形の中に花の模様を組み合わせ、刺し子で模様を施した「亀甲花刺し」の亀甲の枠の中に、こちらも長寿や健康を願う胡麻柄を組み合わせた、漢字の「卍(まんじ)」を斜めに崩してつなげた柄。紗綾織という織物に使われていた柄だったため「紗綾形」と呼ばれるようになりました。無限の意味を持つ「卍」がどこまでも繋がる連続紋であることから、家の繁栄や長寿などを意味する「不断長久」を表す柄として、特にお祝いの席に好んで身につけられたそうです。美しい光沢を持つ京綸子の生地で作った、穏やかな波がどこまでも続いている様子を模様にした青海波(せいがいは)は、「未来永劫平穏に」という意味が込められた吉祥柄。穏やかな日々が続いていくよう願いを込めて、結婚祝いにもおすすめですね。松の木のトレイに青海波の模様を彫り込んだ、美しい発色の姫路レザーに、花で青海波を描いた「花青海波」を刻印した一度飛んでいけば戻ってこない矢の羽根をモチーフにした「矢絣」。江戸時代に「嫁入り道具に矢絣の着物を持たせると出戻ってこない」と言われ、縁起柄とされました。結婚する娘さんへのプレゼントに、着物の代わりに矢絣模様のアイテムはいかがでしょうか。ターコイズブルーとガラスの質感が涼しげな、カラフルな矢絣模様が可愛い、円形を4分の1ずつ重ねて描く七宝は、「円満」の意味が込められた吉祥柄で、特に縁起がいい柄を集めた「宝尽くし」にも使われる和柄です。輪が繋がる様子から人との調和やご縁を願うこの柄は、結婚にはもちろん、就職や引っ越しなど様々なお祝いのシーンで喜ばれそうです。七宝の刺し子が施された、夫婦円満には、忍耐が必要。そんなメッセージが感じられる、新しい柄でも江戸時代ごろから、古いものでは紀元前から伝わってきた和柄。シンプルな柄に込められた幸せを願う気持ちが、和柄がずっと受け継がれてきた理由なのかもしれません。人々が長い間大切にしてきた和柄とその意味を知って、今の私たちの暮らしにも取り入れてみませんか?CATEGORY この青海波文様は「ササン朝ペルシャ(226-651年)」で生まれたものがシルクロードを経て中国に伝わり、中国から飛鳥時代の日本に伝わったとされています。 日本古来というよりは、日本に伝わったものという感じですね。 そして飛鳥時代の埴輪(はにわ)に青海波が描かれたものが発見されているが、日本で「水」を意味する文様として描かれるようになるのは鎌倉時代の古瀬戸からです。 平安時代の雅楽の舞曲に「青海波」というものがあり源氏物語の主人公・光源氏が舞うことでもよく知られていま …